よくある質問

マンション選びのポイントはありますか。

はい、あります。できれば避けたほうが良いマンションもあります。

リノベーションも万能ではありません。いくら素敵なお部屋をつくったとしても、マンション自体に問題があれば、安全で快適に暮らすことはできないのです。具体的には、以下3つの特徴を持つマンションについては、どうしても立地を重視したい、どうしてもこのマンションに住みたいなど、よほど強い理由がなければ避けた方がよいでしょう。

管理不全に陥っているマンション

修繕の計画を立て、それに従ってお金を集め、然るべき時期に修繕工事を行う、というサイクルを繰り返していかなければなりませんが、修繕のためのお金も、計画も、やる気もないマンションも一定数存在します。修繕サイクルが実行されないと、管理不全に陥ってしまいます。

旧耐震(とくに旧々耐震)のマンション

耐震基準については、新耐震・旧耐震・旧々耐震の3つに分類されます。安全性という観点からは、旧耐震、とくに旧々耐震は避けた方がよいといえます。また、旧耐震・旧々耐震のマンションでは住宅ローンが借りにくい現実があり、資産性という面からも不安が残ります。

違法建築となっているマンション

古いマンションでは、敷地の売却等により違法建築となっている場合が稀にあります。、敷地売却により建ぺい率・容積率を超過している場合や、接道がないケースなどです。これらの違法建築にあたるものについては、旧耐震のもの以上に住宅ローンを組むことが困難になります。割安に感じるマンションを見つけた場合は、違法建築になっていないか、確認してみるとよいかもしれません。