よくある質問
内覧で見るべきポイントはありますか?
リノベの有無に関わらず、共用部分や眺望・日当たりはチェックしましょう
内覧の際には、リノベーションでは変えようがないところを重点的に確認するとよいでしょう。まずは共用部の状態。外壁タイルの剥がれや塗装のひび割れが放置されていないか、ゴミ捨て場や駐輪場が雑然としていないかを確認しましょう。実際、共用部を見て「ここはやめた方がいい」というほど荒れたマンションは多くないのですが、このマンションで住むイメージが湧くかな、という想像をしながら共用部を見てみるとよいでしょう。
お部屋からの眺望や日当たりもチェックしましょう。眺望については、立った状態だけでなく、座った高さからどのように見えるかも確認してみましょう。前面に建物があっても、座ってみると思いのほか空が広く見えるということもよくあります。また、日当たりや明るさを確認するためには、電気をすべて消した状態も見てみるのもよいですし、風通しや騒音の確認のために、窓をすべて開けた状態と閉めた状態の両方を見てみることもおすすめです。
加えて、周辺環境も確認します。内覧の際には、最寄駅から車で送迎されることが多いのですが、マンションの周辺や、駅からマンションまでの道などは一度歩いてみるとよいでしょう。歩いてみると、思ったより坂がきついなと感じることもあれば、商店街を抜けるので思いのほか遠く感じないなど、車での移動では得られない気付きがあります。この街なら気持ちよく暮らせそうかな、と想像を膨らませてみるとよいでしょう。
リノベーションする場合は構造や配管などの制約についても確認する必要がありますが、そのあたりは慣れていないとわかりにくい内容になります。建築に詳しい不動産仲介の方やリノベーション会社の方にアドバイスをもらいましょう。