よくある質問
将来売ることもできますか?
価値を維持できるリノベーションを行うことが大切です。
さまざまな事情から、リノベーションして暮らしているお部屋を売却することもあるでしょう。短期的な売却で利益を得られるほど高く売れることに期待するべきではありませんが、きちんとリノベーションをしたお部屋であれば、近隣相場よりもやや高く売ることは難しくありません。
将来的な売却まで見越してリノベーションを行う場合には、「資産」として価値がある工事を行うことが重要になります。たとえば、表層的な見栄えを整えるだけでなく、配線・配管や下地からやり替えて本質的な安全性を高めるような工事を行うとよいでしょう。また、住宅の省エネ化は今後ますます求められることになりますから、築年数の浅いマンションと比べられても遜色がない程度まで性能を高めることも大切です。
こだわりのリノベーションをしたマンションの流通市場はまだまだ黎明期ではあるものの、そのような物件を専門で扱うメディアやサービスも生まれ、リノベーションが単に「消費」するものではなく、「資産」としても価値があるものへとなりつつあると感じています。売却価格を決める大部分はマンション自体のスペック(立地・広さ・築年数・管理状態など)ではあるものの、高経年の中古マンションが増えていくこれからの時代においては、永く快適に暮らせるようにきちんと配慮したお部屋が求められることになるでしょう。