よくある質問

適切な資金計画の立て方を教えてください

まずはライフプランから予算を考えましょう。

適正な住宅購入予算について調べていると、借入額は年収の〇倍がいい、毎月の返済は月給の〇%までにするべきなどという記事を目にすることもあります。しかし、年齢や家族構成、お金の使い方は人それぞれですから、一概に年収の〇倍というかたちで予算を定めることはできません。自分自身の内部要因をもとに予算を決めるべきですから、自身のお金の将来設計を立てて、そこから逆算で住宅購入予算を決めるというやり方が間違いないでしょう。

このグラフは「ライフプランニングのイメージ」を示しています。40代から80代までの現金預金額の変化を赤い折れ線で表現しています。60代でピークの約4,000万円に達し、その後緩やかに減少する傾向が見られます。年齢に応じた資産形成と使用のパターンを視覚化しています。

ライフプランの作成は表計算ソフトなどを使って自分でもできるものの、実際にやってみるととても難しいことに気が付くと思います。見込んでいる生活費は妥当なのか、年金の想定はあっているのか、年収は想定通りに上がるのだろうか、などたくさんのつまずくポイントが出てくるものです。ライフプラン作成にあたってはプロのファイナンシャルプランナーに依頼をするというのも良いのではないでしょうか。
ただし、ファイナンシャルプランナーにも得手不得手がありますので、住宅・不動産を得意とする方に相談できるとより安心です。また、恣意的で偏ったシミュレーションを行うファイナンシャルプランナーも残念ながら存在しますから、要注意です。