よくある質問
個人事業主でもローンを組めますか?
住宅ローンは組めますが、会社員と比べると銀行の審査が厳しくなります。
会社員の場合、会社規模や年収・職種などにもよりますが、早ければ転職して3か月半年程度でも住宅ローンを組むことができます。安定した給与が支払われ、突然失職するリスクも低い”会社員”という立場の信用の強さのあらわれですね。個人事業主の場合はそうはいきません。安定・継続した収入の有無を審査されますから、一般的には直近3期分の確定申告書の提出が必要になります。フリーランスになって間もない場合、住宅ローンの審査をしても、良い回答を貰えない可能性が高くなってしまうのです。
一方で、住宅金融公庫を前身とする【フラット35】では、フリーランスとなった年の翌年4月以降であれば申し込みができるので、直近1期分の確定申告書で審査が可能ということになります。収入の継続性についての確認はあるようですが、3期分の確定申告書が必要な民間金融機関と比べると、フリーランスに優しい住宅ローンであるといえるかもしれません。フリーランスになって1年程度で家を買いたい場合は、まず【フラット35】を候補にしてみるのもよさそうです。
フリーランスの方が住宅ローンを組んで家を買う場合は、将来の年収の見通しが立ちづらい分、会社員の方と比べてもとくに慎重に資金計画を立てると良いでしょう。