よくある質問

ここ数年で物の”所有”に対する価値観が変わってきています。老後に向けた計画的な資産形成ができる人や、住む場所にこだわる必要がない人は、一生賃貸暮らしも当然ありです。賃貸と購入のメリット・デメリットを比較し、自分はどちらの選択をすべきか考えてみると良いでしょう。

賃貸のメリット

職業柄転勤が多い方、性格的に同じところに長く住めない方にとっては、機動的に住み替えができる賃貸暮らしは魅力的でしょう。また、家を所有していると定期的な修繕の負担や将来的な売却の不安などに悩まされることもありますが、一生賃貸だと割り切れば気楽に暮らすことができそうです。

賃貸のデメリット

不動産という大きな資産を持たないわけですから、持ち家の場合以上に老後に向けた資産形成を行わなければなりません。現預金や証券などで十分に老後資金を築き、来るべき老後に備えましょう。また、高齢化が進む日本において、年齢が原因でどこにも住めない、ということにはなりにくいのでしょうが、自分が住みたい賃貸に住むというのは難しいかもしれません。そのほか、仮に住宅ローンと家賃で同じ金額を払うのであれば、住まいとしてのスペックは前者の方が高いことなどもおさえて判断しましょう。