よくある質問

戸建とマンションにはたくさんの違いがありますから、理想の暮らし方に合わせて住まいを選ぶことが大切です。ごく一部にはなりますが、両者の違いについて検討してみましょう。

まずは、「制約」についての違いがあります。マンションには管理規約が存在し、それを守って暮らす必要があります。ペットの飼育不可、楽器の演奏は21時まで、絨毯からフローリングへの変更不可など、決められたものは守らなくてはいけません。戸建住宅の場合、自治会のルールなどはありますが、大型犬を飼うことも自由にできます。

次に、「維持・管理」の違いです。日々の清掃やゴミ出しなどについては、戸建の場合は自分たちで行うことになり、マンションの場合は管理費を支払う代わりに管理人や清掃員に委託することになります。長期的な修繕については、戸建の場合は自分たちで計画的にお金を積み立てることになり、マンションの場合は長期的な計画のもとで強制的に修繕費を積み立てることになります。費用負担を抑えやすいのは戸建、手間を減らせるのはマンションといったところでしょうか。

「流動性」にも違いがあります。一般的に立地に勝るマンションの方が戸建に比べて流動性が高いと言われています。すぐに売却する前提で家を買うということはないでしょうが、万が一売却しなければいけない状況になった際に、築年数が経っていたとしても手離れがよいという流動性・資産性の高さはひとつのメリットかもしれません。

その他にもさまざまな違いがありますから、自分が求める暮らし方を整理するところからはじめてみてください。