奥出雲の山地を走り回る元気な牛たちを見ると、本当に健康な牛たちだと感じられ、安全で良質な餌に、綺麗に掃除された牛舎、ストレスのないこの牛達から上質な牛乳が出来上がるのも納得出来る光景でした。
この牛乳を作るために奥出雲の酪農家さんは休みもなく、本当に大変な仕事。私達が商品を作ることが出来ているのは酪農家さんの日々の努力のおかげ、お互いが支えあって成り立つ仕事だと木次乳業さんは語られます。
酪農家さんが毎日楽しく仕事が出来るように、仕事を変わりに受け持ち休みがとれるヘルパー制度を行ったり、交流会を行うなど、木次乳業さんは酪農家さんと顔の見えるお付き合いをとても大事にされています。
木次乳業さんの代表商品である低温殺菌牛乳を原料にして作られるチーズ、日本で2番目にナチュラルチーズ作りに挑戦されたそう、このチーズ作りにも木次乳業さんならではのこだわり、製法が感じられました。
美味しいチーズを作るためには、何より良質な原乳が必要です。搾乳時に乳房を清潔に保つためタオルで2回拭く等、開発当時あまり注視されていなかった点に着目し、地元酪農家と共に乳質改善に努めてきました。
100kgの牛乳から出来るチーズはわずか10kg。故に一番高品質でブレのない酪農家さんのみの原乳を使用し、また牛乳の天然成分を壊さないよう、温度や湿度に細心の注意を払い手作りで丁寧に作られています。