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津南キャンプ場便りNO.4
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日中暖房の要らない天候が続く中、キャンプ場では除雪作業が順調に進んでいます。地元の集落周辺でも、春の植物がいたるところで見られるようになりました。水芭蕉にショウジョウバカマ、福寿草やコブシ等です。山菜もフキノトウに続きタラノメやウドが始まりました。例年で考えると、キャンプ場で山菜採りを楽しめる時期は、ふもとの里より約2〜3週間ほど遅いので、5月の半ば過ぎにはキャンプ場も本格的な山菜シーズンに入ると思います。
現在の積雪は多いところで約2m。場内では更に雪解けが進み、1日に6〜7cm解けています。日当たりが良く雪解けの早いサイトでは、1m前後の積雪の場所も有ります。オープンの頃には、ほぼ全てのサイトが若干の雪を残すだけになると思われます。 |
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場内の除雪作業が本格的に始まりました。現在は雪に閉ざされていた場内の除雪を行なっています。今週初めには、入口からセンターハウスまでの道の除雪が終了しました。次はレンタル棟やサニタリーなどの各施設の除雪を行なっていきます。まだまだサイト内には雪が残っていますが、このまま春の陽気が続けば日に日に雪解けは早まることでしょう。 |
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里では春の彩る草花が一斉に開花を始めました。花のつぼみが人の拳に似ていることから由来していると言うコブシ。俳句や短歌などで詠まれることの多いミズバショウは、扇のような大きな葉をいっぱいに広げています。縁起物として鉢植えなどに非常に喜ばれている福寿草の花も見ることができます(近年個体の激減が著しい植物です。観察だけにして摘んだりするのは止めましょう)。アクセス路周辺ではショウジョウバカマのかわいらしいピンクの花が、いたるところで咲き乱れています。 |
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山菜シーズンも地元集落に訪れました。前回お知らせしましたフキノトウに続き、タラノメは大人の親指ほどの大きさになってきています。ウドもあの独特の香り(よくご存知の方も多いのでは)を放ちながら、20cmくらいの大きさにまで成長しています。どちらの山菜も独特な香りと味も良く人気があります。ですがくれぐれも2番芽を採ったりせず、山菜を長く楽しむためにも、1番芽だけ採るようにしましょう。2番芽だけでなく3番芽までを摘んでしまうと次の年には栄養が足りず、山菜の成長に影響してしまうのです。必要な量だけを採り、ビニール袋と一緒に「自然に対する心配り」というマナーも携帯して頂けたら嬉しく思います。
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□レポート:津南キャンプ場スタッフ 高橋 亮 |
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