最新情報 2003

キャンプ場最新情報 2003

掲載日：2003/05/09

周辺釣り場情報NO.1（南乗鞍キャンプ場）

「飛騨川はこれからが本番です！」

　南乗鞍では日増しに気温が上がり、渓流釣りを楽しむには絶好の季節となりました。今年も南乗鞍キャンプ場フライフィッシング教室でおなじみ、新井春国先生による周辺釣り場情報をお届けします。第1回目は飛騨川のレポートです。釣りにお出かけの際は、ぜひ参考にしてください。

釣行ＤＡＴＡ

釣行日時	：	2003年5月3日（土・祝）8：00～12：00
河川名□	：	飛騨川（大野郡久々野町久須母地区／キャンプ場より車で約40分） ※益田川上流漁業協同組合管轄
対象魚□	：	イワナ、アマゴ
天□候□	：	晴れ
気□温□	：	18℃
水□温□	：	9℃
ハッチ状況	：	カワゲラ、オオマダラカゲロウ
使用ロッド	：	#4-5　8''6"
使用リーダー	：	4X12feet
使用ティペット	：	5X
使用フライ	：	エルクヘアカディス＃12、オリジナルウェット（パープル）＃10

今回は、大野郡久々野町久須母地区内（南乗鞍キャンプ場より下呂方面へ車で40分）を流れる飛騨川をフィッシングレポートをします。ダムの下流域で水温も安定していることから、シーズン始めに最適と判断したためです。上流に注ぎ込む秋神川は、知名度が高く、ゴールデンウィークということもあり、たくさんの人で混雑するためあえて回避しました。

入河場所は、くすも橋近辺。川は開けていて、水量も気にすることなく移動できるため、初心者でも安心です。

例年より雪解けが遅れ気味のせいか、数匹のカワゲラとオオマダラカゲロウの亜成虫（写真）のみ確認。

ドライに反応がなく、ウェットに替え水面下を探ってみると、すぐにフッキング。きれいなアマゴ23cmでした。

水生昆虫の流下がほとんど見られず、水底の様子を探ると、多数確認。川の豊かさにホッとしました。

オリジナルウェットフライ。（ウイング：ギニアホール、ボディ：黒のフロスにティンセル、スロート：パープル）。

くすも橋より約100m下流の長いトロ場から瀬になる境目付近。トロ場にはオイカワ、アブラハヤ等の群れを確認。

トロ場の終わりにある大き目の沈み石の手前にフライをナチュラルに流し込むと、案の定アマゴをフッキング。

流芯の脇を上流から下流へとなるべくドラッグを避けて流し終わる直前にフライに飛びついた型のよいアマゴ。

午前10時頃になると、気温も高く汗ばむほどに。再度ドライフライ「エルクヘアカディス」に付け替えました。

魚の反応が悪く、フッキングできない時は、リーダー＆ティペットを長くすることで、魚の反応が全く変わります。

今回の釣行で感じたことは、やはり例年より時期的に10日前後遅れている様子です。水生昆虫の羽化もこれからが本番というところでしょう。ストーンフライ、モンカゲロウ、カディスの順番で羽化していくことが予想されるので、フライボックスの点検を怠らないようにすると、チャンスを逃さずにすむと思います。リーダーティペットの点検もお忘れなく。みなさん、良い釣行を！

【釣り券購入・駐車場・その他情報】

入漁券の購入は、朝日村甲の交差点にある24時間営業のコンビニエンスストアが一番利用しやすいです。

駐車スペースは、くすも橋、久須母バス停付近に点在しています。迷惑がかからないように駐車しましょう。

現金自動支払い機は、くすも橋より上流にある、JA大西店へ。日曜日は、営業していないのでご注意を。

※次回は5月23日にお届けする予定です。どうぞお楽しみに。


	□レポート：南乗鞍キャンプ場フライフィッシング講師新井春国氏

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