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キャンプ場最新情報 2003 掲載日:2003/05/23

周辺釣り場情報NO.2(南乗鞍キャンプ場)

「飛騨川は今、シーズン真っ盛り!」

 
今回は、前回レポートでお届けした地点より数キロ上流に位置する、大野郡朝日村甲〜万石地区内(南乗鞍キャンプ場より下呂方面へ車で30分)を流れる飛騨川です。比較的穏やかな流れのポイントが続き、入河しやすいポイントです。魚はアマゴが主流になっているようで、調査当日の釣果もアマゴが中心となりました。



釣行DATA

釣行日時 2003年5月18日 15:00〜18:00
河川名 飛騨川
(大野郡朝日村甲地区〜万石地区付近/キャンプ場より車で約30分)
※益田川上流漁業協同組合管轄
対象魚 イワナ、アマゴ
晴れ
23℃
13℃
ハッチ状況 カワゲラ、ヒラタカゲロウ、コカゲロウ
使用ロッド #4−5、8’6"
使用リーダー 4X12feet
使用ティペット 5〜6X
使用フライ エルクヘアカディス#12、ライトケイヒル#12


  朝日村役場付近の場所をはじめ、大物が潜みそうな大淵がいくつか点在し、巡り合わせが良ければ、顔を拝めることでしょう。この付近は、夏休みに開催する子供たちのアウトドア教室「水中探索」や「飛騨川でウナギや小魚をとる」教室でも訪れるエリアでもあります。一昨年は、ウナギをとる仕掛けに尺をゆうに超えるアマゴがかかった実績もあります。アブラハヤやアジメドジョウ等も目視できますので、ご家族で楽しむこともできるでしょう。



朝日村役場裏付近。大淵があり長い距離の遡行は困難ですが、一発大物狙いで勝負をかけ探ってみては?
 


朝日橋付近。この橋より下流は300m近く比較的緩やかな流れが続き、入河しやすい場所です。



ヒラタカゲロウが飛翔していたので、ライトケイヒルを迷わず選択。案の定、流芯の脇から飛びついたアマゴ。
 



ライトケイヒル#12。#10〜16位のサイズを常に所持しておくと、各種のカゲロウハッチに対応できます。



日没前、多くのカワゲラのハッチを確認。イブニングは、大型のカワゲラパターンのドライ、ウェットとも期待大。
 



カワゲラの幼虫。昨年と比較すると少し遅れ気味。あと10日間は、カワゲラフライの効果が期待できるのでは。



少し下流でライズがあったので、エルクヘアカディス#12を上流から下流へと流し込み、ヒットさせたアマゴ。
 



朝日橋より100m下流の比較的緩やかな流れ。沈み石の周りがポイントになります。



夜明け前に現場近くに着いたら、近くの自販機をチェック。水生昆虫の展示場があり、ハッチの現状が一目瞭然。
 



次回の釣行に役立つ便利なグッズ。捕虫ネット、インセクトボトル(フィルムケースで代用可)、水温計等。


  今回は一発大物狙いということで、大淵が多い流域を探りましたが、程よい型のアマゴのみの結果となりました。この流域は、以前、イワナが多数潜んでいたことで知られていましたが、近年は放流の影響からか、アマゴが主体となってきました。イワナを狙うのならば、さらに上流部をおすすめします。



【駐車場・その他周辺情報】



駐車スペースは、朝日橋をはさんで両サイドにあります。くれぐれも迷惑のかからないよいにお願いします。
 


ATMは甲地区の郵便局へ。国道361号を飛騨川側に入った旧道にあり、日曜日は14時まで利用可能です。



淡い紫色で可愛らしいフジの花。この蔓を秋に採取するとカゴを編む材料になります。採りすぎは厳禁です。
 



道の駅「朝日村」蓬庵の山菜天ぷらうどんは、旬の揚げたての山菜がついて絶品。地元産の物産も多数販売。

レポート:南乗鞍キャンプ場フライフィッシング講師 新井 春国 氏



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