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キャンプ場最新情報 2003 掲載日:2003/05/30

南乗鞍キャンプ場 動植物最新情報NO.2

「高原散策で春の動植物を見つけてみませんか?」

先週末の天候の変化で、乗鞍岳が白く 薄化粧しました。「ライブカメラ」で見た 方もいらっしゃるのでは?

 
標高1,600mのキャンプ場では、今、春の動植物たちでいっぱいです。場内や周辺を歩けば、植物ならツツジやタンポポ、動物なら日本ミツバチや卵からかえったおたまじゃくしなど、すぐに見つけることができます。高原ならではの春のさわやかな風を肌で感じながら、キャンプや散策を楽しんでみませんか。



休みの日にキャンプ場から一番近い集落(標高1,200m)からキャンプ場(標高1,600m)まで散策してみました。ふもとではタンポポの花が終わりましたが、キャンプ場周辺はこれから綺麗な花を咲かせ始めます。南乗鞍ならではの、標高の高さごとのちょっとした季節の違いを実感できました。


●キャンプ場周辺で見つけた春の動植物たちです●

ツツジ

キャンプ場下すぐに集落で見つけまし た。きれいな朱色の花です。場内のレ ンゲツツジはこれから咲き始めます。
 
イタドリ

皮をむいて中空の茎を食べます。酸っ ぱいのですが、茹でると酸味が抜けま す。醤油で食べるとおいしいです。

タンポポ


ふもとでは時期は終わったのですが、標高が高いキャンプ場ではこれからです。
 

ハルザキヤマガラシ


十字型の小さい黄色の花がかわいいで す。キャンプ場下の集落で見つけまし た。

日本ミツバチ


山に仕掛けた巣に、ミツバチたちがせ っせと運んでいる姿を見つけました。
 

おたまじゃくし


先々週にお届けしたカエルの卵がおた まじゃくしになりました。写真では分 からないですが、たくさんいました。


途中には山菜を勉強中の私が新しく覚えた「イタドリ」を生で食べたり(地元の人間である支配人から教わったのですが、山で小腹が空いたら食べるそうです)もしてみました。高原にはちょっと歩くだけでいろんな発見があります。見つける度に「なんだろう」と考えていると、時間を忘れてしまうほど夢中になってしまうほど。皆さんもぜひ、南乗鞍の自然の素晴らしさを味わってみませんか。ご来場お待ちしております。

レポート:南乗鞍キャンプ場スタッフ 平尾 賢一



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