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キャンプ場最新情報 2003 |
掲載日:2003/06/20 |
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津南キャンプ場便りNO.10
「遊歩道で自然探索を楽しんでみませんか?」
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津南キャンプ場の遊歩道は、さまざまな小動物に出会える「湖畔通り」や「野鳥通り」、これからきれいな花を咲かせる山アジサイが群生する「山アジサイ通り」などさまざまです。緑いっぱいの中、自然探索をお楽しみいただくには打ってつけです。
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センターハウスでは、道順と予想所要時間が書かれた「遊歩道マップ」をご用意しています。途中の分岐点には、スタッフ手作りの看板を設置していますので、迷う心配はありません。双眼鏡や動植物図鑑を持って歩くのも楽しいですね。これからアジサイたちが色とりどりの花を咲かせ、目を楽しませてくれることでしょう。
遊歩道のポイントを追いながら、見どころをご紹介します。
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上の写真の左方向が「山伏山森林公園遊歩道」の始まりです。さほど急な道はありませんので、リラックスしながら歩くことをおすすめします。脇に咲く植物を眺めたり、どこからか聞こえてくる鳥のさえずりに耳を澄ましたりと、都会の喧騒から離れ、ゆっくりとお楽しみください。
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200mほど進むと分岐が見えてきます。右へ行くと122階段へと抜けることができます。ちょっとびっくりする段数かも知れませんが、森を楽しみながら登ればあっという間です。登りきれば芝生の休憩所があるので、木々の間を通り抜けてくる気持ちの良い風をお楽しみください。
分岐点に向かって左に進むと、薬師湖を周回するブナ林に囲まれた湖畔通りへと続きます。運が良ければ様々な小動物や水棲動物を見る事が出来ると思います。
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122階段を過ぎると、さまざまな野鳥が暮らす野鳥通りへと続きます。早朝のバードウォッチングには最適。うっかり時間を忘れ、朝食に遅刻してしまうなんて事のないように注意したいですね。
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野鳥通りを過ぎると、湖畔通りへ続く道と、風穴へ抜ける山アジサイの咲き乱れるアジサイ通りの分岐に出会います。山アジサイ通りの先に風穴はあります。風穴の岩の隙間から零れるように冷気が流れてくるのです。暑い夏でも5〜7℃ぐらいしかなく、毎年、6月中旬頃まで雪が残ります。昔は天然の冷蔵庫として使われていたようですが、どのような仕組みでできたのかは良く分かっていません。探検家気分で想像をしてみるのも良いですね。
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いよいよ山伏山に登ってみましょう。多少の急な坂道も、山頂に着いた達成感や山頂からの眺めの素晴らしさを楽しみにすれば、自然に足が前に出て行きます。山伏山の頂上はもうすぐです。
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山頂からの景色の素晴らしさに、これまでの疲れが一瞬にして忘れさせてくれます。標高900m程度の山ですが、眼下に広がるキャンプ場との標高差は意外とあり、その高さに驚かれると思います。この時期は、雨の日が多いですが、だからこそまわりの山の緑もみずみずしく、草花たちも元気になります。ぜひ目や鼻はもちろん、体全部で自然を満喫してみませんか。
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□レポート:津南キャンプ場スタッフ 高橋 亮
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