キャンプ場最新情報 2003 掲載日：2003/06/27

津南キャンプ場 管理釣り場情報NO.4 「朝夕がねらい目です。」（薬師湖エリア）

梅雨の真っただ中なのが嘘のようにキャンプ場は連日、快 晴が続いています。ニジマスたちは、気温の落ち着く朝夕は活発に捕食活動をし、湖面に動くものに敏感に反応を示しております。水辺の周りの生き物たちも、様々な姿を見 せてくれています。今回は薬師湖エリアの最新状況を、周辺の状況も交えながらレポートします。

調査ＤＡＴＡ 調査日時 ： 2003年6月20日（金）15:00〜18:00 調査場所 ： 無印良品津南キャンプ場　薬師湖フライ・ルアーポンド 天□候□ ： 晴れ 気□温□ ： 25℃ 水□温□ ： 水深約5メートルで16℃ 羽化状況 ： ユスリカ、ブユ 使用ロッド ： MUJIオリジナルロッド8’6" ♯5 使用リーダー ： 4X12feet 使用フライ ： ロイヤルコーチマン＃14、ブラウンバイビジブル♯12など ここ数日、梅雨入りにも関わらず、気持ちの良い快晴が続いているキャンプ場。山からは「カナカナカナ…」とヒグラシの鳴き声が聞かれ、すでに初夏を通りすぎ真夏を思わせます。気温も日中25℃以上になり、少し動くと汗ばむ位の陽気です。水温も水深約5メートルほどで、16.7℃と少し高めとなっています。

引き締まった魚体がまぶしいニジマスです。水中での活発な動きが想像できます。

ラインを引きずりまわされ、ようやくランディング。力強さもピカイチでした。

シャープな顔つきが美しく、色艶も抜群のレインボーです。

ロイヤルコーチマン・パラシュートです。陸生昆虫に模したとも言われるパターン。

ブラウン・バイビジブル。こちらも代表的なファンシーフライのひとつです。

この日の調査は、日も傾きかけた午後に行いました。厳しい直射日光もやわらぎ、水面近くでも、ニジマスたちの泳ぐ姿が確認でき、時よりライズリングも見られます。すでに湖周辺でも、魚の捕食対象でもある昆虫たちもふ化している状況です。 使用したフライは陸生昆虫を模したともいわれるロイヤルコーチマン♯14をはじめ、その他、ブラウン･バイビジブル♯12などコンスタントに反応は見せてくれました。調査を開始した昼過ぎよりも、日の陰りだした夕刻のほうが、これからの時期は釣果が期待できます。 薬師湖周辺の一帯は、清々しいブナに囲まれ、耳を傾ければウグイスやキセキレイの鳴く声も聞かれ、さまざまな小動物たちにも出会えます。湿度も程よいこの季節は、森に入ると樹木、土の香りがより一層、辺りを包みます。胸いっぱいに深呼吸すれば、心も洗われます。 薬師湖周辺の模様もご紹介します

ガマズミ 秋に真っ赤な実をつけ、その実で果実酒などが楽しめます。

ホオノキ 10〜30cm程の大きな葉は、比較的火に強く、郷土料理などでは、食材をのせて使いました。

山伏山より染み出る沢水、散策途中に飲んでください。冷たくておいしいです。

梅雨に入ると魚たちは活発になります。多少の増水はさらに魚たちをより活性化させ、梅雨の晴れ間は絶好の釣り日和になるでしょう。ぜひ、この時期にご来場ください。

	□レポート：津南キャンプ場教室担当 末岡 寛隆

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