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「乗鞍岳・千町ガ原へハイキング!」
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キャンプ場から歩いていけるハイキングコースとして人気の、乗鞍岳の中腹に位置する「千町ガ原(せんちょうがはら)」。場内を抜け、乗鞍岳への登山道を約2時間半から3時間歩けば到着します。今回は、美しい高層湿原帯が広がる千町ガ原までの道を、実際に歩いて見つけたおすすめのポイントと合わせてご紹介します。
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標高2400mに位置する千町ガ原への道中は、気候が変わりやすいので、雨具と防寒具は必需品。さらに食料、飲料水も含め、すべての準備が整ったら、いざ出発! C・Dエリアを抜け、遊歩道「森林浴コース」の入口を過ぎれば、登山道入口はもうすぐそこ。途中展望が開け、眺めが良いところがありますので、ゆっくり楽しみながら歩くことをおすすめします。 |
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登山道入口からゆっくりと、出会った花や木々の写真を撮りながら歩いて行くと、「水とり場」があります。これから登りが長く続くため、一息入れても良いでしょう。きれいな水で顔や手を洗えばすっきり。清水は飲むことはできますが、くれぐれも飲み過ぎにはご注意ください。 |
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水取り場から約40分ほど歩くと、倒木があります。この倒木のあたりは、天気が良ければ最高のビューポイントです。ここからだと、約1時間ほどで千町ガ原へ到着します。もう少しです。 |
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ハイマツ帯を過ぎれば、千町ガ原の高層湿原帯が目の前に広がります。木道が整備されているので歩きやすく、美しい風景をたっぷりとご堪能いただけます。ランチは木道の先にある「非難小屋」で。乗鞍岳(剣が峰)までは、さらに約4時間ほどかかります。 |
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千町ガ原一帯は湿原です。夏には高山植物のお花畑が一面に広がります。 木道が整備されておりますが、この木道を踏み外して歩かれますと、湿 原は踏み固められて2度と貴重な植物が生えてきません。絶対に木道から は降りない様に、ご協力をお願いします。 お昼もシングルバーナーひとつで、手軽においしい昼食を作ってみるのも良いですね。たくさん歩いた後での山での食事は、きっとおいしいはず! もちろん食後のコーヒーもお忘れなく。 |
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一息ついて、十分に休憩をとったら、そろそろ下山の時間。少し赤く色づき、秋の気配が漂う道をゆっくりと下りましょう。夏に比べて空気も澄き通り、秋はハイキングに最適な季節。目の前に広がる大自然を体全体で満喫しながら、どうぞ無理のないハイキングをお楽しみください。 |
□レポート:南乗鞍キャンプ場スタッフ 山岩 豪 |
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