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キャンプ場最新情報 2003 掲載日:2003/09/12

津南キャンプ場 管理釣り場情報NO.5

「放流後は活性がさらに高まります。」

 
夏季期間中、多くのアングラーたちが訪れたフライ・ルアーポンド。ニジマスたちも、しばしプレッシャーから開放され今は悠然と泳いでいます。秋シーズンを前にニジマス放流の模様も加え、現在のポンド最新状況をお伝えします。



調査DATA

調査日時 2003年9月8日(月)12:00〜16:00
調査場所 無印良品津南キャンプ場 センターポンド・薬師湖
晴れ
26℃
水深約2メートルで15℃(センターポンド)
水深約2メートルで16℃(薬師湖)
羽化状況 ユスリカ
使用ロッド MUJIオリジナルロッド8’6"♯5
使用リーダー 4X12feet
使用フライ エルクヘアカディス#14、ウーリーバッガ―#12など


ススキが風に揺れ、秋の足音が近づくキャンプ場ですが、ここ数日、真夏を思わせる陽気が続いております。気温は日によって変わりますが、水温は、センターポンド・薬師湖共に15℃〜17℃と安定し始め、夏場に一時落ちた活性も日ごとに高くなり、時より湖面を飛翔する水生昆虫に飛び上がらんばかりにライズしています。




水面に浮かぶフライに、ニジマスが飛 び出す瞬間はいつでも興奮です。
 


この時期、バッタなど陸生昆虫を捕食 しているようです。



ビギナーの方でも、魚を釣り上げる喜 びを実感していただけると思います。



レポートしたこの日も最高気温30℃と、汗ばむ陽気。透明度も高いセンターポンドでは、ニジマスたちがクルージングし、ライズもしばしば見られました。エルクヘアカディス・ライトケイヒル、ウーリーバッガー、MSCなど、どのようなタイプにも一様に反応を示してくれました。薬師湖エリアでは、まだ表層に魚影を確認することが出来ないため、ドライフライでは、反応も薄いようです。




エルクヘアカディス:万能フライ、使 う人の数だけバリエーションが豊かで、 とにかく良く釣れます。
 


ウーリーバッガー:湖畔でのトラウト フィッシングでは、威力を発揮するフ ライのひとつです。 



【9月10日(水)、ニジマスたちの放流を行いました】

今年は冷夏だったためニジマスたちのコンディションが落ちることなく、秋を迎えることができました。さらに元気なニジマスたちとの力強いファイトを皆様にお楽しみいただけるように、キャンプ場では定期的に放流を行っております。放流するニジマスも見ていただくとお分かりいただけると思いますが、色、形、ヒレもピンと立った質の良い魚たちを選りすぐって放流しております。



たくさんのニジマスが、キャンプ場へ到着。水槽から飛び出しそうなほど元気なニジマスたちばかりです。
 


できるだけ魚に負担をかけないように、水槽の水とともにパイプを使って放流します。



写真では少し見にくいですが、水の流れとともにニジマスたちがどんどん湖に放流されています。
 



放流後は、管理釣り場で皆さんと のファイトに備え、大きさ、形ともに成長していきます。



これからの時期、水温は徐々に下がり、魚たちの生息適温となります。新たな魚を放流することで、現在いるニジマスたちの活性もさらに上がることでしょう。もうすぐ自然渓流は禁猟期間となりますが、津南キャンプ場では、初雪が降り始める11月下旬まで、釣りを思う存分お楽しみいただけます。秋も深まり紅葉も楽しめるこれからは、これ以上ない贅沢な時間をお過ごしいただけると思います。

レポート:津南キャンプ場教室担当 末岡 寛隆



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