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キャンプ場最新情報 2003 掲載日:2003/09/19

周辺釣り場情報NO.6(南乗鞍キャンプ場)

「渓流シーズン最後は秋神で(秋神川)」

 
連休の残暑で日中は暑くなりますが、夕方にもなるとコオロギの鳴き声が秋を感じさせるようになりました。渓流釣りシーズンもあと半月余り。今年最後の釣り場情報は、キャンプ場からほど近い「秋神川」の最新状況をお届けします。



釣行DATA

釣行日時 2003年9月14日 13:30〜17:30
河川名 飛騨川支流秋神川(朝日村一之宿〜宮之前地区)
(大野郡高根村/キャンプ場より車で約30分)
※益田川上流漁業協同組合管轄
対象魚 イワナ、アマゴ
晴れ
24℃
14℃
ハッチ状況 コカゲロウ、ヒゲナガトビケラ、ヒラタカゲロウ
使用ロッド #4 8’6’’
使用リーダー 5X9feet
使用ティペット 5X、6X
使用フライ エルクヘアカディス#10


  魚たちも産卵を控え、血気盛んになる頃となるため、大物も期待できるかもしれません。今回は3連休まっただなかということもあり、餌釣り師、ルアーマン、フライマンと数組の釣り人がいて、入渓地点を探すことに時間をとられましたが、案外見落としそうな場所を見つけ、じっくりと探ることができました。先に入渓している釣り人より、さらに上流に入渓流する場合は、必ず先行者に確認をとりましょう。



#10のエルクヘアーカディスに飛びつ いたイワナ。本日1匹目でひと安心。
 


いつものエルクヘアーカディス#10。 私のパイロットフライ。一番押しです。



本流は、釣り人も多く、魚の警戒心が 強いと思い、本流脇の細い流れを探り ました。
 



ブッシュも多く、フライを流すのに困 難でしたが、少し流れの緩い所でヒット。



少し小ぶりですが、きれいなアマゴがヒット。フライはやはりカディスパターン。
 



対岸奥は水深があり、緩やかな流れで ライズがありました。



沈み石にカディスの巣を多数確認。ま だ小さいですが、来シーズンには、魚 の胃袋に。
 



浮き石、沈み石も多く、ポイントも多 いです。まさにフライフィッシングに 最適です。



堰堤下は、下流のダム湖から産卵に遡 上してきた魚が休む場所。大物も潜ん でいます。
 



本流とは別の細い流れ。水深もあり、 水草が生え、水生昆虫等も豊富。魚に は好条件。



比較的大型のカゲロウとヒゲナガトビ ケラの成虫が、自動販売機前で確認で きました。
 



ヒットした直後に重い感触!! 大物を 予感し、尺イワナの顔をみることがで きました。



サイズは、25pほどですが、きれいな アマゴ。これもカディスフライの#12 です。
 



グイグイとラインを引っ張る感触は、 やはりアマゴでした。



  秋を迎えると、飛騨付近の河川は、「落ち鮎」捕獲目的の網漁が盛んになります。そのため、非常に釣りにくく、魚たちもシビアになっていることが多いので、小さな流れを見つけてポイントを探っていくと、魚たちの顔を見る機会も増えることでしょう。また、この時期、魚たちは産卵をひかえています。必ず弱らせないようにリリースしていただき、来シーズンに期待して、今シーズンの南乗鞍渓流釣り情報を締めくくります。ありがとうございました。

レポート:南乗鞍キャンプ場フライフィッシング講師 新井 春国 氏



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