最新情報 2003

キャンプ場最新情報 2003

掲載日：2003/10/03

南乗鞍キャンプ場便りNO.22

「昔を食べる会（9月27日開催）レポート」

今シーズン最後となる「昔を食べる会」を、9月27日に開催いたしました。この時期、夜は少々冷え込むので、予定より早く開始させていただきましたが、早々からたくさんのお客様にご参加いただきました。秋ならではの食材を使った支配人特製の料理を囲み、地元の昔ばなしを聞きながら、楽しい時間を過ごしました。

今回のメニューですが、ユウゴウ（ユウガオ）汁、豆腐、ジャガイモの田楽、高根コーン、そば餅をご用意。中でも特にご好評いただけたのは「そば餅」です。

そば餅

そば粉を練って丸め、灰の中に入れるという地元に伝わる方法で焼きました。焼けた餅についた灰をぽんぽんとはらい、エゴマやワサビ醤油でいただきました。まるでパンと餅の間のような食感で、素朴な味でおいしいとご好評をいただきました。

田楽

豆腐・ジャガイモに、山椒味噌を塗り田楽にしていただきました。あつあつを食べていただけるように、お客様各自で焼いていただきました。中には山椒味噌ではなく、エゴマを塗って食べていらっしゃった方もいたようです。

その他にも甘い高根コーンや、ユウゴウ（ユウガオ）汁も、冷えた体をぽかぽかにしてくれると好評でした。幼少の頃から高根村に住み、村や高原のことなら何でも知っている中水支配人の昔ばなしも飛び出し、和やかな時間を楽しんでいただけました。

ユウガオ（ユウガオ）汁

カンピョウの原料となるユウガオ、ミョウガ、ササゲ、豆腐、赤丸（はんぺん）を入れた具だくさんの汁です。

　都会よりひと足早く秋が深まるキャンプ場では、少しずつ肌寒くなってはいますが、たき火をしながら静かなキャンプを楽しむには最高の季節です。ぜひ高原の秋を肌で満喫してみませんか。今シーズン宿泊最終日となる10月12日には、地元で採れたキノコをふんだんに使った支配人特製「キノコ鍋」をご用意する予定です。「キノコ鍋を囲む会」の詳しいご案内は、こちらをご覧ください。

●動植物ＮＥＷＳ●
　キャンプ場も朝晩の冷え込みが増し、紅葉や山の味覚たちを楽しめる時期になっています。この時期は空気が澄んでいるので、特に晴れた日の夕方には、乗鞍岳や御嶽が夕焼けに照らされる美しい景色をお楽しみいただけると思います。今回の動植物NEWSは、キャンプ場の秋を演出してくれる、植物や味覚の数々をご紹介します。

リンドウ

キャンプ場への連絡道に咲きだしました。

野いちご

動物たちも喜んで食べています。赤い実が可愛らしいです。

山栗

もうすぐ熟すと思います。山栗は甘みが強く人気の秋の味覚。楽しみです。

ガマズミ

連絡道沿いに見事に赤く色づいています。


	□レポート：南乗鞍キャンプ場スタッフ　山岩豪

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