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キャンプ場最新情報 2003 掲載日:2003/10/10

南乗鞍キャンプ場便りNO.23

「クローズ直前キャンプ場最新状況」

御嶽です。10月に入り急に寒くなった と思っていたところ、先週末に雪がか ぶりました。

 
南乗鞍キャンプ場は、赤や黄色に染まった葉や実が目につくようになり、短い秋が足早に高原を通り過ぎようとしています。今回は今シーズンの営業終了まで残すところ3日となりましたキャンプ場から、クローズ直前の場内最新情報を中心に、秋のキャンプを快適にお過ごしいただけるポイントをご紹介いたします。


<クローズイベントではキノコ鍋が登場します>

最終宿泊日となる10月12日(日)には、ささやかではありますが皆様への感謝の気持ちを込めて、キノコ鍋をご用意いたします。地元で採取したキノコや野菜に加え、今年は猪肉が入る予定です。アツアツの鍋をぜひご一緒に!

開催日時:2003年10月12日(日)午後4時〜(予定)

「きのこ鍋を囲む会」についての詳しいご案内はこちら!





「少しの工夫で冷えを防ぐことができます」

  標高1,600mに位置する南乗鞍キャンプ場では、都会に比べると気温差が激しく、昼間は約15℃前後まで上がりますが、朝晩は0℃前後まで冷え込みます。特に就寝時は地面からの冷えが厳しくなりますので、テントマットを余分にお持ちになることをおすすめします。少しの工夫で、寒くても快適な秋キャンプをお楽しみいただけます。

マット


マットが足りなければ、ダンボールでも代用できます。


  シュラフは空気を利用して、保温性が高まるように作られています。寒さのためにたくさん服を着込んで寝ると、断熱材となる空気の溜まるスペースが少なくなり、逆に冷えが厳しくなります。寒い時は地面にマットを多く敷き、毛布などは外側にかけると暖かくお休みいただけると思います。


シュラフ


シュラフの中ではあまり厚着をしないことが、暖かくお休みいただくポイントです。


寒いからといって、テント内への火を使う暖房器具の持ち込みはご遠慮ください。テント内結露を起こすばかりでなく、一酸化炭素中毒にかかる恐れがあり大変危険です。その他の方法をご検討ください。



「秋は焚き火を楽しむには絶好の季節です」



10月は気温が下がり始め、昼間は約15℃前後まで上がりますが、朝晩は0℃前後まで冷え込むこともございます。そんな時におすすめなのが「焚き火」。寒さが増すほど、火の暖かさが気持ち良く感じられます。ここでは焚き付けのコツをご紹介します。

センターハウスショップでは、薪1束450円で販売しています。暖を採る目的でしたら、燃やし方にもよりますが、1束で約30分〜1時間を目安にしてください。


(1)

まずはナイフや鉈で4種類ほどの太さに割いて、焚き付けを作ります。
 
(2)

ティッシュペーパー又はガムテープを 丸め、その上に削った木をかぶせて火を つけます。

(3)


焚き付け用の薪が、燃えきらない内に次の細い薪をくべます。火バサミ、団扇または送風機、軍手があれば重宝します。
 

(4)


火が大きくなってきたら、少しずつ太 い薪をくべていきます。


  ナタなどをお持ちでない方は、昼間に協力して散策がてらに焚き付け用の小枝拾いをしてみてはどうですか。火起こしからとはいかなくても、手間をかけるほど後が楽しいものになります。不便さを味わうのも、キャンプの楽しみの一つだと思います。焚き火をキャンプの行程のひとつに入れてみてはどうですか。

<焚き火をお楽しみいただく際のお願い>

場内の直火および場所の移動は固くお断りしております。焚き火はサイトに備え付けのファイヤープレートの上でお願いします。火の取り扱いには十分ご注意ください。

防寒対策のお問い合わせは、MUJIアウトドアネットワーク(TEL03-5950-3660)までどうぞ。



「紅葉や秋の植物たちが目を楽しませてくれます」

南乗鞍キャンプ場では、10月に入るとぐっと気温が下がり始め、場内は紅葉や秋の植物たちで色鮮やかに彩られます。澄みきった青空が広がる秋晴れの下、ゆったりと散策を楽しみながら植物を観察できるのも秋キャンプの醍醐味ですね。

ヤマウルシ

きれいに紅葉しますが、うかつに触っ てしまうとかぶれることもあるので、 注意が必要です。
 
ヤマモミジ

紅葉といえばおなじみのカエデ属です。 小さくてかわいらしい葉っぱは、まる で赤ちゃんの手のひらのようです。

ヤマブドウ


つる性の植物。高い木に巻きつき採れ ず残念な時が良くあります。口に入れ た途端、甘酸っぱさが広がります。
 

サルナシ


キーウィフルーツの親戚です。生で食 べてもおいしいのですが、果実酒で味 わうのもおすすめです。

マユミ


昔この木で弓を作ったので、この名が付 いたそうです。まるで木に赤いコンペ イトウを散りばめたようです。





  秋晴れの日が続く比較的天気が安定しているこの時期は、キャンパーの数も少なく、MTBや釣りを楽しむには絶好のタイミングです。また、空気が澄んでいて御嶽や乗鞍岳の稜線がくっきりと浮かび上がり、赤や黄色に色付いてる景色が目を楽しませてくれます。サイトにはまだ余裕がございますので、今シーズン最後の南乗鞍へぜひお越しください。

レポート:南乗鞍キャンプ場スタッフ 平尾 賢一



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