最新情報 2004

キャンプ場最新情報 2004

掲載日：2004/03/26

南乗鞍キャンプ場便りNO.1

雪解けが速いペースで進んでいます

2004年度のオープンまで約１か月となりました。シーズンスタートまで、雪解けの情報を中心に、この時期にしか見られない雪に覆われた場内の様子や、美しい景色などを中心に、キャンプ場の雪解け情報をお届けしてまいりますのでぜひご覧ください。

現在のキャンプ場内の様子です。

Aエリアの1番サニタリー。ここ最近続いた暖かい陽射しのせいか、屋根の雪がほぼ全部落ちていました。

Bエリアの2番サニタリー。1番と同じく屋根の雪が落ち、周りに雪の壁ができています。

　残雪量はキャンプサイトで平均160cmほど。昨年の4月上旬にお届けした雪解け情報時の量です。かなり速いスピードで雪解けが進んでいることが分かります。高根村からキャンプ場へと続くアクセス道の下部では、場所によっては道路が見えている場所や、吹き溜まっている場所などさまざまですが、積雪量は約0～50cmで、こちらも昨年より少ないようです。雪質は先週の雨で締まりスノーシュー無しで歩いて廻れるほどでした。

センターハウスの正面です。例年は入口付近には雪が山のようにありますが、今年はご覧の通りです。

センターハウス屋根からデッキに雪が落ちて山のようになっています。落ちた雪も徐々に解けていきます。

左の写真は昨年の3月28日の雪解け情報時にお届けした写真です。右が今年の3月19日に撮影した写真です。比べていただくと、今年は雪が少ないのがお分かりいただけると思います。

昨年の3月23日に撮影。

今年の3月19日に撮影。

フライ・ルアー専用池です。流れ込みは開口していますが、大部分はまだ厚い氷で閉ざされています。

えさ釣り池はまだ氷で覆われています。氷の下ではトラウトたちが春の訪れを今か今かと待っていることでしょう。

ピザ窯の向こうには雪化粧した雄大な御嶽が見えます。窯の頭も見えるまで雪が解けました。

　昨年は雪が多く、表面を掘り返したり、炭を撒いたりして消雪に難儀しましたが、今年は例年並みでこのまま好天が続き自然に雪解けが進めば、予定通り4月29日には皆様をお迎えすることができると思います。まずは、キャンプ場までのアクセス道の除雪作業を、3月29日の週から開始する予定です。

子ノ原高原入山ゲート付近です。写真の手前では道路が見え、雪解け水が流れています。

見返り坂近辺です。ここからも雪化粧した御嶽の姿を見ることができます。

カッコー池遊歩道入口より600ｍほど下の位置です。この辺りで標高は1,500m。積雪量は約120cmです。

　キャンプ場のある高根村の集落では、3月に入ってからは日中の外気温が10℃を超える日もあり、フキノトウが顔を出し始め、春の訪れを感じさせるようになってきました。オープンまであと1ヶ月。今年もたくさんの笑顔にお会いできるかと思うと準備にも力が入ります。ゴールデンウィークの暖かい日差しの下、冠雪した御嶽山を眺めながらのキャンプはいかがですか。

場内で見つけた美しい光景をご覧ください。

凍てついた枝が太陽に照らされ、まるで宝石のような輝きでした。もうすぐ新芽が顔を出します。

真っ白な白樺と真っ青な空。ハガキ絵にして残したいくらいです。


	□レポート：南乗鞍キャンプ場スタッフ平尾賢一

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