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キャンプ場最新情報 2004 掲載日:2004/04/02

津南キャンプ場便りNO.2

春の足音が少しずつ近づいています

 
津南の町中では雪はほとんどなくなり、トレーナー1枚でも歩けるほど暖かい日が多くなってきました。津南キャンプ場の気温も高い日で15℃以上になる日もあり、雪解けはさらに順調に進んでいるようです。雪は先週より20cmから30cmほど消え、現在の残雪は2m70cmほどになりました。



現在のキャンプ場内の様子です。


山伏山

先週に比べるとほんの少しですが、雪 が解け、山肌が多く見えるのがお分か りいただけると思います。
 
キャンプ場入口

スタッフの身長は約170cm。雪壁の高 さがお分かりいただけると思います。 これでも昨年よりは少ないんですよ。

センターハウス


今年も水を使っての除雪をしています が、先週は屋根に覆い被さっていた雪 もこの通り、屋根の半分がはっきりと 見えるようになりました。
 

センターポンド


池の周りを覆っている雪が少しずつで すが落ちて解け、日に日に池本来の大 きさを取り戻しつつあります。



  下の写真は、場内Aエリア付近からANNEX山伏山森林公園側を撮影したものです。コテージ、バンガロー、野外卓がもうこんなに見えています。薬師湖もまだまだはっきりとは姿を現してはいませんが、春の暖かい陽気で湖の上にはった氷も解け出し、ここは湖なんだ、とわかるようになりました。

山伏山森林公園方面

写真では少し分かりづらいですが、肉眼ではコテージ、バンガローの屋根がはっきり見えます。
 
薬師湖

冬の間厚い氷に覆われた薬師湖も、少 しずつですが解けており、流れ込みで は水が見えるようになりました。



  今年は昨年に比べると1週間から10日ほど早い春の訪れとなっているようです。キャンプ場に向かう道路の脇の木々もつぼみをふくらませ、あと少し暖かい日が続けば一気に花を咲かせそうです。

ねこやなぎ

ねこやなぎに芽吹きが見られました。 場内のいたるところで、春の足音が近 づいているようです。
 
ふきのとう

春の植物の代表ともいえる「ふきのと う」も見つけました。



  雪の状態も少しずつ変化し、先週まではスノーシューなしでは歩くのが大変だった場内も今では固くしまった雪になり、スノーシューなしでも歩けるようになりました。春の陽射しのパワーはすごいものだと、あらためて感じさせられています。このパワーで雪が少しでも早く解けてくれればと日々願っています。


雪解け水


雪解けで水量が増えているのでしょう。 普段は静かな流れなのに、ビシャビシ ャと音をたて、激しく流れていました。
 


左の写真より少し道路を下ったところ で撮影しました。きっと上から流れ込 んできているのでしょう。この水はま だまだ下へと流れていきます。



動物の足跡


 


動物達も春のぽかぽか陽気に誘われて、どこに行くのかこんな足跡を残していました。何の動物の足跡か分かりますか? 正解は、左が「うさぎ」で、右が「きつね」です。


  実は写真には撮れなかったのですが、急な斜面を歩くカモシカと思われる足跡も見つけたんですよ。まだ雪の残る斜面を歩くので埋まってしまったのか、お腹を引きずって歩いたような跡でした。


  キャンプ場の春も、もうすぐそこまで来ています。オープンまで約1ヵ月。今年こそゴールデンウィークに多くの皆さんとお会いできることを楽しみに、オープンに向けて作業を進めています。これから、オープンまでの間、日々変っていくキャンプ場の風景、春の訪れを少しでも多くお伝えしていければと思います。どうぞご期待ください。


※次回の「津南キャンプ場便り」は4月9日(金)にお届けする予定です。

レポート:津南キャンプ場スタッフ 富井 有紀



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