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津南キャンプ場便りNO.16
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津南キャンプ場は、夏本番の装いです。朝方から気温が上がり始めると、セミたちが鳴き始め、それにつられるように鳥たちも綺麗な声で歌を奏でています。そよ風にのって聞こえてくる鳥たちの鳴き声に耳を傾けると、本格的なキャンプシーズンの到来を感じます。今回はキャンプ場の遊歩道を散策しながら、津南の風景をお伝えします。
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遊歩道をより楽しんでいただけるように、センターハウスに道順、予想所要時間を書いたマップをご用意しています。途中、分岐点には看板がありますので、自分がどこにいるのかすぐにお分かりいただけると思います。双眼鏡や動植物図鑑をお持ちいただくと、新しい発見やより深く自然を知ることができます。 |
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湖畔通りは名前の通り、薬師湖を一周するコースです。薬師湖に流れ込む小川を見ながら歩くことができます。小川には水生昆虫、沢カニ、水量の多い場所では岩魚なども生息しています。小川の石をどけて沢ガニやトンボの幼虫のヤゴなどを図鑑片手に探してみるのもおもしろいですよ。 |
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その名の通りブナ林の中を歩きます。遊歩道の中で最もブナ林が美しく見ることができるところでもあります。木陰のトンネルの下、涼しい風を感じながら散策を楽しみたい方におすすめのコースです。 |
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野鳥通りには多種類の木々が自生し、とても住みやすい環境なのか、たくさんの鳥たちが生息しています。さえずりに耳を傾けながら進むと、突然出会うことも。そんな時は鳥たちを驚かせないように双眼鏡などでそっと観察しましょう。
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今回、野鳥通りで撮影できたアカゲラの夫婦です。なぜ夫婦か? と言うとヒナでも居るのか、同じ木の同じ穴に二羽で餌を運んでいました。近づこうと試みましたが、やはりとても警戒されて断念しました。今度は子供たちも加わり、親子仲良く空を飛んでいる姿に出会いたいですね。 |
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最後にご紹介するのが風穴です。暑い夏でも、この中は5〜7℃程度までしか気温が上がらず、7月に入ったこの時期でもまだ雪が残っています。遊歩道を歩いて疲れた身体をクールダウンさせるには最適の場所です。でも涼しいからと言って長居すると、冷え過ぎて風邪を引いてしまうかもしれませんのでご注意ください。 遊歩道には各コースごとにいろいろな特徴があり、多彩な植物、昆虫、鳥たちに出会うことができます。都会の暑さからしばし離れて、緑いっぱいの遊歩道を歩きながら綺麗な空気を胸いっぱい吸えば、リフレッシュしていただけるはずです。どうぞ津南キャンプ場の大きな自然を堪能してください。 |
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キャンプ場では毎年同じ所に、同じ燕が巣をかけます。先月から巣作りを始め、タマゴを暖めていました。今月に入りヒナたちの姿が見え始めましたので、キャンプ場の新しい仲間として紹介します。 |
□レポート:津南キャンプ場スタッフ 石田 政臣 |
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