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キャンプ場最新情報 2004 掲載日:2004/07/23

周辺釣り場情報NO.3(南乗鞍)

今狙うなら大物が潜む気配漂う飛騨川です

 
第3回目のレポートは、鮎釣りで賑わう川で有名な飛騨川本流です。鮎の解禁ともなれば、限られた中でのフライフィシングを強いられますが(釣法が異なる釣りのため)、解禁直前のここ朝日村甲地区では、太公望達の姿もなく、のびのびと釣りを楽しむ事ができました。




釣行DATA

釣行日時 2004年7月11日(金)14時〜18時
河川名 飛騨川本流(大野郡朝日朝日村甲地区/キャンプ場から車で約40分)
※益田川上流漁業協同組合管轄
対象魚 イワナ、アマゴ
晴れ
29℃前後
18℃前後
ハッチ状況 なし
使用ロッド #4 10feet
使用リーダー 5X12feet
使用ティペット 5X〜6X
使用フライ エルクヘアカディス#12、パラシュートアント#12、フェザントテイルニンフ#16



  今回入渓したのは、朝日村甲地区にある診療所の裏手から。この流域は、大岩や大淵も多く、大物も潜んでいそうな雰囲気を醸し出しています。夏真っ盛りを感じさせる猛暑にあわせ、燦燦と降り注ぐ太陽に見舞われる中、魚の顔を見ることができるか心配でした。しかしこの季節に有効なテレストリアルや、水面下を探る小型のニンフと水面上を探る定番のカディスも併用することにより、大物の姿を見ることもできました。



清流の名にふさわしいきれいな魚体。 いつ見ても心が和みます。定番のカ ディスフライを咥えました。
 


狙っていたポイントより少し上流の 流れ込みでアントフライを咥えたア マゴ。やはり、美しい。



診療所下の大淵の大岩の手前で大型 の魚影。カディスを流すと、底から ガボッ!!下流へ走られ・・・。ばれてし まいました。
 



ドライフライに何度も顔を見せるもの のフッキングに失敗。ニンフに切り替 えると疑いもなくフッキング。



大淵が上下にあり、大物が潜んでいる 雰囲気が漂います。早朝、夕暮れ時に 大型のドライやウェットで攻めるとい いでしょう。
 



フェザントテイルニンフ フック:# 16、ボディー:フェザントテイル



このマドラーミノーはオールシーズン 威力を発揮するフライで、ウェット同 様に持ち歩いています。
 



夏の日中に効果的なコカゲロウやユスリカなどの小型水生昆を模したニンフフライを大淵で流すのも楽しいものです。



  今回も川の豊かさを感じられた釣行となりました。この本流にはアマゴやイワナの他に、アジメドジョウやアカザ、ヨシノボリ、ウナギ、ハヤなど、たくさんの魚たちが生息しています。夏休みには竿をしまい、ご家族そろって水中を探ってみてはいかがでしょうか。箱眼鏡などがあると一層楽しめると思いますよ。次回は、リーダーでアタリを確かめるニンフフィッシング等をまじえて、秋神川をレポートします。ご期待ください。

レポート:南乗鞍キャンプ場フライフィッシング講師 新井 春国 氏



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