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キャンプ場最新情報 2005 掲載日:2005/04/15

津南キャンプ場便りNO.3

津南キャンプ場内および周辺最新状況

空の青と白い雪がこの時期ならではの景色です。雪がなくなる頃には柔らかな緑でキャンプ場は包まれます。

 

津南町では日増しに気温が上昇し、雪が消えた所から顔をのぞかせるフキノトウや南方から渡って来るツバメの姿が春の訪れを感じさせてくれます。キャンプ場では、積雪はまだ多く、本格的な春はもう少し先のようです。

この度、キャンプ場までの道路の除雪がようやく終了したと町役場から連絡がありましたので、早速キャンプ場へ向かいました。今回はその時の状況をお伝えします。





現在の津南キャンプ場の様子をご覧ください。

  津南キャンプ場が開業して以来始めての豪雪、現地を確認し更に実感しました。4月中旬にもかかわらず、3メートル前後の雪が残りキャンプ場一面を覆っています。また、薬師湖も一部を除き1m程の氷が張っているため人が乗ってびくともしません。



B13サイト付近。
 


薬師湖。



センターハウス。
 


北サニタリー棟。


  暖かい南風と春の日ざしのおかげで雪解けは進んでいるものの、センターハウスやサニタリー棟の周りはたくさんの雪が取り囲んでいます。「こんなにたくさんの雪が建物を覆っていても大丈夫?」と思われるかもしれませんが、ここ津南は豪雪地帯、大雪に耐えられる構造で造られているため、また、地盤、基礎がしっかりしているので心配はいりません。



Cエリア付近。
 


Dエリア付近。


  キャンプ場内は一面の雪ですが、景色を遮るものが少ないため遠くまで確認することができます。また、シーズン中には歩けない所もこの時期ならどこでも歩いて行けます。でも、川のある場所は要注意です。



山伏山森林公園エリア内、コテージ付近。
 


山伏山森林公園内、キャンプサイト。





麓の集落からキャンプ場へ向かう連絡道路の様子です。

  キャンプ場の麓では1mほどの積雪ですが、キャンプ場へ近づくにつれどんどんと多くなっています。これから暖かくなるにつれ、一部で雪崩が発生します。多い所では高さ2m以上の雪が落ちることもあるので、注意を払いながら向かいました。



麓の集落からキャンプ場へ向かう連絡道路の入口付近。
 


麓の集落とキャンプ場との中間地点。



キャンプ場入口から麓へ向かう100m付近です。





調査途中に出会いました。

  調査途中、赤ゲラが樹木の中にいる虫を探した跡が確認できました。雪の多く残るこの時期ならではの発見です。さらに大きなカモシカの足跡も見つけました。最初、人の足跡かと思うほど大きく、体長1m以上はありそうです。



赤ゲラ。
 


カモシカの足跡。



  これからはさらに春の陽気に包まれ、どんどんと雪解けが進みます。オープンの延期は非常に残念ですが、その分、春の楽しみのひとつである山菜を楽しめる時期が長くなります。オープンまで少々お時間をいただきますが、キャンプ場内の状況や山菜情報等をお伝えしながら皆様とお会いできる日を楽しみにしたいと思います。

レポート:津南キャンプ場支配人 山田 賢司



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