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まずは作品のベースとなる木の板に、どんな作品にするかをイメージすることからスタート。キャンプ場のいたるところで揺れるたくさんのススキや、薬師湖を泳ぐニジマスをイメージしたりとさまざまです。今回は大人の方が多く参加されており、作品をぜひオリジナルのインテリアにしようという考えの方が多かったので、始まると同時に、夢中になられていたようです。 |
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初めは肩に力が入り、アイデアが思い付かず苦戦されていた方もいらっしゃいました。そんな様子を見ておられた手塚先生が、「大胆にかつ自由に勢いでやってしまいましょう」と声を掛けると、すぐに緊張の糸がほどけたようです。お互いのアイデアなどについて、おしゃべりをする余裕も出てきました。 |
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大体のイメージが固まれば、さっそく材料集めです。キャンプ場は材料の宝庫。緑をかき分ければ、あっと言う間に両手に余る材料を採ることができます。材料が揃えば、あとはイメージしたものを木の板に描いていくだけです。参加された青柳さんは、山伏山をイメージされ、山をバックにネームプレートを作られました。元気な岩崎れなちゃん、りさちゃんは、森に囲まれた自分のお家をイメージ。上々な仕上がりで、ふたりとも大満足の様子でした。そのほかの皆さんも、自然の中で作品のイメージを膨らまされたためか、キャンプ場からの美しい展望や、動植物たちを描かれている方が多かったようです。 |
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このクラフトアートの面白みは、どれだけ自然の枝の形や風合いをそのまま利用できるかによります。同じトンボでも、枝のどの断面を使うかや、使う枝の色や風合いによって雰囲気が変わってくるのです。今回参加された方の作品も、色や形はさまざまで、それぞれの個性が光る作品がたくさん出来上がりました。 最近では、身近にある枝や葉っぱなど、自然を利用して遊ぶ機会も少なくなってきました。だからこそ、キャンプ場へご来場いただいた際は、サイトの周囲や道端を見てみてください。落ちている木や葉っぱを材料にクラフトをお楽しみいただきながら、自然の温かさを実感してみませんか? |
□レポート:津南キャンプ場 教室担当 末岡 寛隆 |
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