最新情報 2006

キャンプ場最新情報 2006

掲載日：2006/07/14

津南キャンプ場便りNO.8

昆虫たちが姿を見せ始めました

　津南キャンプ場も7月に入り暖かい日が多くなってきました。今まであまり姿を見せなかった昆虫たちも、陽気につられ活発に動き出す季節です。今週は、場内で見つけた昆虫たちをご紹介します。

大人気のクワガタたちです

サイズは小さいですが、一人前のミヤマクワガタです。雪融けが遅かった影響でしょうか、今年はクワガタが姿を見せる時期が例年に比べて少し遅くなっています。

樹液に誘われて蝶が集まっていた木を調べたところ、コクワガタを見つけることができました。コクワガタは越冬する種類なので、このコクワも大雪に耐えてようやく夏を迎えたのでしょう。

木の下の方に穴が開いていて、中を覗くと食事中のコクワを発見しました。フラッシュの光に驚いてすぐに穴の奥に隠れてしまったのが残念です。

今回クワガタを発見した柳の木です。昆虫たちは樹液に集まる習性があるので、採取する際には樹液の出ている場所を狙うのがポイントです。

他の昆虫たちも元気です

バッタです。例年に比べて大きさは少し小さいですが、これから成長し場内を元気に跳ね回ってくれることでしょう。

こちらはアキアカネです。今の時期は黄色い身体をしていますが、秋になると名前のとおり身体全体が赤く染まって「赤とんぼ」になります。

　雪解けの遅れが成長に影響しているようで、今年はなかなか元気な虫たちの姿を見ることができませんでした。ここ数日夏らしい気候が続き、7月15日（土）より開催の「クワガタ・カブトムシ採取記録会」に合わせるかのように、昆虫たちが活発に動き出してきています。もうすぐ夏本番。都会ではあまり見られなくなった昆虫たちと遊んでみませんか。

ご注意とお願い

※	クワガタやカブトムシが好んで集まる木には、他の昆虫たちも多く集まります。たいへん危険なスズメバチなども含まれるので、むやみに近づかず周囲をよく見渡し、注意を払って観察するようにしましょう。
※	クワガタやカブトムシの集まる木は背の低い草木に囲まれていることが多いので、露出の少ない服装で身体を保護してください。履物はトレッキングシューズもしくは長靴、服装は長袖など肌の露出の少ない物を着用し、頭の保護のため帽子をかぶってください。
※	蜂は黒い色に敏感に反応すると言われています。服装・帽子の色はなるべく黒のものを避けてください。


	□レポート：津南キャンプ場スタッフ石田政臣

最新情報 > キャンプ場最新情報2006 >