最新情報 2006

キャンプ場最新情報 2006

掲載日：2006/09/22

南乗鞍キャンプ場便りNO.21

『飛騨の文化に触れよう』イベントレポート

　南乗鞍キャンプ場、秋最初のイベント「飛騨の文化に触れよう」が9月16日（土）～9月18日（月・祝）に開催されました。あいにく天候には恵まれず、強い風と雨の中での開催となりましたが、たくさんのお客様にお越しいただくことができました。

＜あっさりクマ汁試食会＞

　雨天にもかかわらず、開始時刻の18時前からたくさんのお客様にお集まりいただき、おかげさまで、たくさん用意した熊汁やお酒もほとんどなくなりました。今回はあいにくの天候でしたが、皆さまに喜んでいただくことができ、スタッフ一同たいへんうれしく思っております。

特大のお鍋いっぱいの熊汁です。お皿に汁がつがれると、自然と笑顔がこぼれていました。

　お子様たちも、会場のタープの下でおいしそうに熊汁をほおばっていました。

会場に用意した甘酒と支配人特製のすもも酒。特にすもも酒はそのおいしさに大変ご好評をいただきました。

＜民藝品・工芸品展示＞

　センターハウス内を展示会場として、昔使われていた飛騨の農作業具や家具と、現在も作られている工芸品や家具をあわせて展示しました。

昔の飛騨の農作業具や生活品を並べると、ちょっとした民族資料館のようです。

普段はあまり目にする機会がないだけに、皆さん珍しそうに見ていました。

「とみ」という穀物を選別するための道具です。その大きさ、珍しさから、やはり会場ではひときわ存在感を放っていました。

こちらは飛騨の伝統工芸品「飛騨春慶」。その木目・漆の美しさは飛騨が誇る伝統美です。

安産や子宝のお守りとして飛騨のお土産にされる「さるぼぼ」も、愛らしい顔を見せてくれました。

　このような展示会を通して、少しでも多くの方に、飛騨の文化を知っていただければと思います。ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。


	□レポート：南乗鞍キャンプ場スタッフ山口友規