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キャンプ場最新情報 2002 掲載日:2002/07/04

南乗鞍キャンプ場便りNO.10
「第2回昔を食べる会(6月29日開催)」レポート

 
 6月29日午後6時より、南乗鞍キャンプ場で「第2回昔を食べる会」を開催しました。当日は小雨が降るあいにくの天候にも関わらず、総勢10組のお客様に参加いただきました。チェックインの時から「今日は何時からですか?」と聞かれる方もいて、この昔を食べる会を楽しみにご来場いただいたようでした。会が始まると、タープの下にズラリと並んだ4種類のメニューを囲みながら、メニューやキャンプ場のお話などで大いに盛り上がりました。




 今回は4種類のメニューが登場しました。飛騨地方の郷土料理で、節句(飛騨地方は6月)頃から作って食べられるようになる「ほう葉すし」。ゆでると緑がより鮮やかになるミズナを、「にしん」と「ますのあら」それぞれと合わせて煮たもの。そして口に入れて噛むと「ギュッ、ギュッ」と面白い音がする、ギボウシの和え物をご用意しました。特にいろんな具が入った「ほう葉すし」が人気で、皆さんおいしそうに食べていました。


今回登場したメニューはこちら


ほう葉すし

飛騨地方では各家庭によって入る具が様々です。キャンプ場では、酢でしめたます、きゃらぶき、紅しょうが、サンショの葉を入れました。
 
ギボウシのちくわ煮

ギボウシを、ちくわ、はんぺん、油あげを煮たものです。それぞれに味がしみ込み、とてもおいしかったですよ。

みず菜とますのあらの煮物


ほう葉すしの具に入れた身の残りを、こちらに使いました。お酒のおつまみにぴったりの逸品です。
 

みず菜とにしんの煮物


みず菜をにしんと一緒に煮ました。 にしんのダシだけで味付けしましたが、コクがあるいい味に仕上がりました。


 会には子どもたちも参加しており、普段はあまり見ることのない珍しい 料理を前にして、いろんな感想が飛び出していました。子どもたちにもほう葉すしは人気で、「おいしい!」とたくさん食べている子もいれば「このおすし、葉っぱくさい!」と苦手な顔をする子などさまざま。特に「葉っぱくさい!」という表現が、ほう葉すしの特徴を捉えていておもしろかったです。



 次回の「昔を食べる会」は、7月13日(土)の午後6時から開催する予定です。メニューは「こも豆腐のみそ田楽」、「じゃがいものあぶらえ田楽」が登場予定です。本格的な夏の到来を前に、ぜひキャンプ場でおいしい料理を食べながら楽しい夜を過ごしませんか。皆様のご来場をお待ちしております。

レポート:南乗鞍キャンプ場スタッフ 市原 秀久



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