キャンプ場最新情報 2002 掲載日：2002/07/04

動植物最新情報NO.5／津南キャンプ場 「アジサイが間もなく見頃です！」

津南キャンプ場は今、梅雨のまっただ中です。ここ最近、雨が降る日が多いですが、そんな中でひときわ美しい花を咲かせる植物があります。アジサイです。キャンプ場内や周辺のいたるところで咲き始め、まもなく満開の時期を迎えます。

梅雨の時期の代表的な花、アジサイ。皆さんはアジサイの名前の由来をご存知でしょうか。「あじ」は「あつまる」という意味、「さい」は「真の藍（さのあい）」を約したもので、青い花が集まって咲くことから名づけられたそうです。

キャンプ場までの道の端に、群生しています。開き始めたばかりのものが多いですが、これからが見頃です。

もともと日本で自生している代表的な野生のあじさいは、生育場所により大きく分けて、３つの品種に分類されます。ひとつは北海道から東北地方、日本海側の山地に自生している「エゾアジサイ」。それ以外の本州、四国や九州に自生する「ヤマアジサイ」。房総半島や伊豆諸島など一部の地域に自生する「ガクアジサイ」です。キャンプ場で見ることができるのは、青く清楚な花が印象的な「エゾアジサイ」です。見るのはもちろん、押し花にしてみてもきれいですよ。

写真にあるような、青くてきれいな花が咲き乱れ、見る者の目を楽しませてくれます。

梅雨は雨ばかりというイメージを持ってしまいがちですが、時折、顔を 覗かせる太陽が濡れた植物を照らす様も見事です。雨の恵みを受けて、一 年でもっとも植物たちが輝くこの時期に、ぜひ植物図鑑とカメラを持って出かけてみませんか。この時期しか見られない美しい草花たちに出会えるはずですよ。

	□レポート：津南キャンプ場スタッフ 高橋 亮

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