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キャンプ場最新情報 2002 |
掲載日:2002/07/12 |
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動植物最新情報NO.5/南乗鞍キャンプ場
「高山植物たちが、まもなく見頃です!」
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キャンプ場が繁忙期に入る前の6月下旬〜7月上旬は、草刈り作業に入ります。この時期、草刈りをしていると、高く伸びた草の合い間に小さくかわいらしい高山植物たちが顔を覗かせているのが見えます。そこで今回は、キャンプ場およびその周辺で、まもなく見頃となる高山植物の数々をご紹介します。
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キャンプ場内およびその周辺で見ることができる高山植物
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ミヤマキンポウゲ
満開に近い状態です。キャンプ場のいたるところで見られます。 |
中部地方以北の、高山で石の多い場所に生えています。黄色の光沢がある花を咲かせるのが特徴です。 |
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ヤマオダマキ
この時期、咲き始めたばかり。サイトのふちを中心に生えています。 |
山地の草地や林のふちなどに生えています。高さは約30〜70cmで、直径3〜4cmの花が下向きに咲きます。 |
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ベニバナイチヤク草
キャンプ場内のMTBコース入り口や、登山道などいたるところに群生しています。
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山地〜高山の樹林の中や、草地に生える常緑の多年草で、群生して生えていることが多いです。 |
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写真で見てもお分かりのように、高山植物は比較的小さく、群生しているものが多いです。高山特有の強い風や雨、冬の大雪、そして気温の変化の激しさから身を守るためなのです。普段は何気なく見ている植物の葉や花の大きさ、形にも、実は秘密があることを知ってみるのもおもしろいですね。
標高1600mのキャンプ場では、もうすぐ見頃の時期がやってきます。キャンプ場へご来場いただいた際は、ぜひサイトの周りや道の脇をじっくり見てみませんか。きっと小さくてきれいな花を咲かせた植物たちが、皆さんを出迎えてくれますよ。 |
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□レポート:南乗鞍キャンプ場スタッフ 市原 秀久 |
copyright MUJI Campground
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