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キャンプ場最新情報 2002 掲載日:2002/07/25

南乗鞍キャンプ場便りNO.11
「第3回昔を食べる会(7月13日開催)」レポート

今回はB7サイトで実施。炭火を起こしてあぶり、あつあつの田楽をいただきました。

 
  小さくてかわいらしい高山植物たちが、場内のところどころで満開となるなか、今シーズン3回目の昔を食べる会を開催しました。第1回、2回と同様に、今回もあいにく雨の中での開催となりましたが、当日キャンプ場へご来場された全員のお客様にご参加いただけました。



  今回のメニューは3種類と普段よりは少な目でしたが、その分ボリュームたっぷりのメニューをご用意しました。飛騨地方ではお正月やお盆、お祭りなどでしか食べられず、昔は大変なご馳走だったという「石割とうふの山椒みそ田楽」。コロ芋に、最近は健康食品として注目されている「えごま」をたっぷり塗って炭火であぶる「コロ芋のあぶらえ田楽」。そして前回も登場した飛騨地方の郷土料理「ほう葉すし」です。

今回登場したメニュー

石割とうふの山椒みそ田楽


水切りした石割とうふを、落ちないようにあぶって串に刺します。この後、山椒みそを塗って炭火であぶりす。
 


山椒みそ。実をすり鉢ですった後、田舎みそを加え、お酒とみりんで溶きます。香りが強く、ピリっとした味わい。

コロ芋のあぶらえ田楽



コロ芋にあぶらえ(えごま)味噌を塗って、炭火であぶります。ごまの香ばしい香りが、漂っていました。
 


コロ芋。3〜5cmの大きさで、煮物によく使われます。お惣菜の定番なので、ほとんどの方が知っていました。


  初めて炭火焼きのメニューをご用意しましたが、雨で気温が少し低かったせいでしょうか。アツアツのメニューは、皆さんに喜んでいただけました。食感や味にも興味を持っていただけたようで、中でもコロ芋のあぶらえ田楽は、あぶらえ(えごま)を食べたのは初めての方が多く、ごまの香ばしい風味に魅了されていたようです。

  今回もキャンプ場特製の料理を囲みながら、メニューやキャンプ場の話などで盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。今後もお客様との交流を深めることができるこの「昔を食べる会」は積極的に行っていきたいと思っています。随時お知らせいたしますので、ぜひご来場ください。

  次回の「昔を食べる会」は、9月に予定しております。山菜やキノコを使った、昔ながらのさまざまなメニューをご用意し、皆様をお迎えしたいと思います。どうぞお楽しみに。

ほう葉すし

前回は白い酢飯でしたが、今回はマスと、さやえんどうのまぜご飯にして、きゃらぶき、紅しょうが、山椒の葉をのせていただきました。


マスとさやえんどうを入れて、ほう葉すし用のご飯を炊きました。ボリュームたっぷりとご好評をいただきました。

レポート:南乗鞍キャンプ場スタッフ 市原 秀久



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