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キャンプ場最新情報 2002 |
掲載日:2002/09/12 |
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動植物最新情報NO.7/南乗鞍キャンプ場
「高原に秋の花が咲き始めました!」
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南乗鞍キャンプ場では、昼間の最高気温が20℃前後の日が増え、前回の最新情報をお知らせした時より、さらに過ごしやすい気候となっています。秋の風物詩である黄金色に輝くススキが風に揺れる傍らでは、今、秋の花々が咲き始め目を楽しませてくれています。そこで今回から2回に分けて、秋のキャンプ場で出会える花をご紹介していきます。ぜひ、ご覧ください。
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キャンプ場に咲く秋の花々をご覧ください
マツムシソウ(松虫草) |
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高原の代表的な花で、夏の終りから秋にかけてが見頃です。淡い青紫色
の花びらをつけることから「高原の女王」と呼ばれ、キャンプ場でも人気
です。見頃は9月いっぱいまで続くので、ぜひご来場いただきセンターハウス周辺、キャンプ場へ続く高原道路の脇をじっくり見てみてください。美しい姿で出迎えてくれますよ。
ウメバチソウ(梅鉢草) |
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花びらの形が梅鉢の紋に似ていることからこの名がつき、主に山地に
咲く花です。キャンプ場ではセンターハウス前の石碑広場に多く咲いており、花びらをつけ始めると、あたりを白色で包みます。写真では少々分かりづらいですが、ハート型の葉がまっすぐの茎に巻き付くように1枚だけつける特徴を持っているので、比較的見つけやすいと思います。見頃はマツムシソウと同様、9月いっぱいまで続きます。
サラシナショウマ(晒菜升麻)
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高原道路からカヤック教室に使われるカッコー池へ向かう遊歩道でたくさん見ることができます。小さな白い花がぎっしりと咲き、長さ30cmほどの美しい穂になるので、その美しさに思わず目を惹かれます。根茎の部分は解熱や解毒の漢方として使われますが、使用するには適切な処理が必要なので、鑑賞用としてお楽しみください。
日頃なかなか目にする機会がない植物たちが、自然が豊かなキャンプ場ではとても身近に感じていただけます。心地よい秋風を肌で感じながら、図鑑を片手に植物鑑賞を楽しんでみませんか。きっと新しい発見を体験していただけますよ。
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□レポート:南乗鞍キャンプ場スタッフ 市原 秀久 |
copyright MUJI Campground
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