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掲載日：2003/10/10

MUJIアウトドアクラブ主催

第5回フライフィッシング交流会
「発眼卵放流」詳細が決定しました！

開催日時：	2003年11月15日（土）午前9時～昼12時
開催場所：	多摩川上流　海沢川（東京都西多摩郡奥多摩町海沢谷）

渓流の女王と呼ばれるヤマメの発眼卵（孵化する一歩前の状態の受精卵）放流の詳細が決定いたしました。渓流魚の小さな生命を自らの手で誕生させる喜びをお伝えすることを第一の目的とし、親子の共同作業によるこの交流会は、今年で3回目を迎えます。

＜クラブ会員限定交流会について＞
「クラブ会員限定交流会」は、「MUJIアウトドアクラブ」（ご入会、特典のご案内はこちら）により運営されています。ご予約、ご参加は、アウトドアクラブ会員の方のみとさせていただいております。

※	ご予約はMUJIアウトドアネットワークへのお電話でのみ承ります。インターネットではご予約できませんのでご注意ください。

クラブ会員限定交流会へのご参加、ご予約の詳しいご案内はこちら

　今回は、氷川漁業協同組合のみなさんと東京都水産試験場奥多摩分場のみなさん、そしてジャパンフライフィッシャーズの佐藤盛男さん（教室でお馴染みです）のご協力を得て、多摩川上流の海沢川に放流することに決まりました。

まずは入渓地点を決めます。比較的足場が良いので、ご家族でも安心してご参加いただけると思います。

　放流方法は、水産試験場さんが用意してくださる発眼卵をバイバートボックス※（発眼卵が稚魚に成長するまでの間を外敵から保護するケース）に入れ、川底に埋設します。この渓流は足場がよく、小さな子供たちや女性でも安易に入渓できますので、ご安心ください。

卵や稚魚を外敵から守るために、使うバイバートボックスです。発眼卵を入れる前に消毒をします。

埋める場所を探します。決まったら、ボックスが大水で流されないように固定するための大きな石を用意します。

無事に孵化して、また再会できることを祈りつつ埋めていきます。酸素量が豊富で砂や落ち葉が、溜まらないような場所選びがポイントです。

　放流後は、水産試験場の池を悠々と泳ぐ魚達をじっくりと見学させてもらいます。子供たちは、大きく、きれいな魚たちを見て、生命の不思議さ、自然界のおもしろさをつかんでくれるに違いありません。

　来年は、バイバートボックス回収も兼ねて、追跡調査（3月頃を予定）も皆様と一緒に行います。ボックスの周辺には、秋には卵だった魚たちが、春にはメダカくらいの大きさになって泳いでいるはずです。渓流魚の生息環境は、釣り人の増加、乱獲等により毎年悪化し、それに比例して個体数も減少しているのが現状です。そんな状況のもと、自分の手で孵化させた魚たちを見て、子供たちは大きな驚きと、生命をはぐくむ喜びで歓声をあげるでしょう。子供たちが生命の尊さを、実感することができる絶好の機会になるはずです。ぜひご家族でランチを片手に参加してみませんか。

※	バイパートボックスで育った魚は、孵化した時（正確には、ボックスの外に泳ぎ出した時）から厳しい自然環境におかれるため、限りなく天然に近く育つといわれています。

「発眼卵放流」イベント詳細およびタイムスケジュール

日時	11月15日（土）9：00～12：00
場所	東京都西多摩郡奥多摩町海沢川（最寄り駅はJR青梅線白丸駅）
料金	500円（保険料のみ）
持ち物	ウェーダー・ウェーディングシューズ・ゴム手袋（肘までカバーできるもの）・帽子・雨具・救急セット子供の方は雨具と長靴の組み合せでも可。
定員	15名（クラブ会員）

※	お申し込み後に集合場所・お支払い方法などについて、別途ご連絡します。

当日のスケジュール

9:00	集合奥多摩町海沢川に集合します。現地集合でお願いします。
9:10	解説発眼卵を埋設する必要性を簡単に説明します。
9:30	移動バイバートボックス*やスコップ、箱メガネ等を持ち、発眼卵の埋設場所に適している場所まで移動します。
9:50	消毒ゴム手袋をはじめ、すべての道具を消毒薬で滅菌し、発眼卵に雑菌がつかないようにします。
10:00	埋設バイバートボックス*に発眼卵を入れます。川底でもなるべく砂がたまらない場所を選び、それを埋設します。
11:00	見学東京都水産試験場海沢または入川の試験池の魚たちを、じっくりと見ます。
12:00	解散来春、埋設場所周辺に無事稚魚が泳いでいることを願って、その場を去り解散します。

※	バイバートボックス：発眼卵が稚魚に成長するまでの間を外敵から保護するケース

「発卵眼放流」についてのお問い合わせは、下記までご連絡ください。

MUJI アウトドアネットワーク
PHONE：03-5950-3660
受付時間：月曜日から金曜日（祝祭日を除く）午前10時から午後5時まで

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