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動植物最新情報NO.8/南乗鞍キャンプ場
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この時期、キャンプ場内を歩いていると、ススキや花をつけた秋の植物たちが風に揺られているのを目にします。木々の葉も10月の紅葉シーズンに向けて徐々に色づき始めており、そんな様子を眺めていると、深まりゆく秋を実感させてくれます。今回は前回に引き続き、場内を色とりどりに包んでいる秋の植物をご紹介します。小さな花たちの美しい姿を、ぜひご覧ください。
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キャンプ場に咲く秋の花々をご覧ください
ハンゴウソウ(反魂草) ※見頃は9月いっぱい |
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山地の林縁や原野などに生える花で、9月いっぱいが見頃です。成長すると大きいもので高さ2mほどにもなります。沢の縁や湿原のほとりを好んで群生するので、キャンプ場内ではえさ釣り池の縁で見ることができます。春の若芽の頃は山菜としても食べられ、「昔を食べる会」の食材にも登場しています。 シロヨメナ(白嫁菜) ※見頃は9月いっぱい |
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美しい紫色の花をつける「ヨメナ(嫁菜)」の仲間であり、白い花をつけるのでこの名前がついたそうです。小さくてたくさんの白い花を付ける 優雅な姿は、いつまで眺めていても飽きることはありません。キャンプ場 では白い花が意外と少ないので、すぐに見つけていただけると思います。 写真はカヤック教室が行われる、おなじみ「カッコウ池」周辺で撮りました。 アキノキリンソウ(秋の麒麟草) ※見頃は9月いっぱい |
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低地から高原まで日当たりの良い場所で多く見ることができます。小さな花が密集して咲き、泡立ったように見えるのが特徴です。キャンプ場内では、センターハウス周辺や高原道路でよく見ることができます。花が咲き終わると、種のついた毛が開き、風にのって飛んでいる様子をご覧いただけます。写真はセンターハウスからAサイトへ向かう途中で撮りました。 秋の南乗鞍キャンプ場は、今回ご紹介した植物の観察をお楽しみいただけるのはもちろん、キノコなどの味覚狩りも満喫していただけます。9月28日(土)には、そんな秋の味覚をふんだんに使ったメニューをお召し上がりいただく「昔を食べる会」、今年度クローズ間近の10月13日(土)には「キノコ鍋の会」などを予定しております。秋にしか味わえない楽しみを、ぜひ堪能しにいらっしゃいませんか。皆様のご来場をお待ちしております。 |
□レポート:南乗鞍キャンプ場スタッフ 市原 秀久 |
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