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キャンプ場最新情報 2002 掲載日:2002/10/04

南乗鞍キャンプ場便りNO.13
「第4回昔を食べる会(9月28日開催)レポート」

料理はもちろん、冬のキャンプ場や高根村のお話で盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。

 
  南乗鞍キャンプ場は、場内の木々の葉も日増しに色づき、間もなく紅葉シーズンを迎えようとしています。そんな様相を見せるなか、今シーズン最後の「昔を食べる会」を9月28日(土)に開催しました。前回に引き続き、今回もあいにくの雨。急きょ、センターハウスでの開催となり、4組のお客様にご参加いただけました。



  秋の深まりとともに気温も下がり始めているので、今回は温かいものを中心に3種類のメニューが登場しました。「ずいき」と呼ばれる里芋のつるが入った「芋煮」をはじめ、飛騨地方では「ころ芋」と呼ばれる3cmほどのじゃがいもを甘辛く味付けした「ころ芋の甘辛煮」。さらにピリっとした辛さが食欲をそそる「南蛮の葉のおひたし」に、箸休めにとキャンプ場特製の漬物をご用意しました。普段なかなか食べる機会が少ない料理に、皆さんもの珍しいのか、たくさん召し上がられていました。


今回登場したメニュー

芋煮


  里芋、大根、ごぼうなどの盛りだくさんの野菜、豆腐、山菜などが入り、かなりの具だくさん。さらに「ずいき」と呼ばれる里芋のつるを入れしょうゆで煮ました。ずいき自体に味はありませんが、歯ごたえがよくその食感にハマる方が多いようです。


南蛮の葉のおひたし



  南蛮、いわゆる「とうがらし」の葉のおひたしです。そのままでは当然辛いので、今回は赤ピーマンを入れて辛さを押さえました。支配人が作るおひたしはすべて唐辛子が入って辛いのですが、皆さん酒の肴にぴったりと、いちばんご好評をいただきました。


ころ芋の甘辛煮



  前回は炭火焼きでご用意しましたが、今回は皮が付いたまま油で揚げて甘辛く煮る「ころ芋の甘辛煮」として登場。あったかくてホコホコしたコロ芋の食感はもちろん、口に入れた途端に広がる香ばしい風味に、魅了されていたようです。


会の途中には、10月14日のクローズを迎えた後、長い冬に包まれるキャンプ場や高根村のお話を中心に、今回登場した料理の話しなどで大変な盛り上がりを見せました。高根村1、2を争う中水支配人の辛いもの好きの面白い話しなども飛び出し、終始笑いに包まれ今シーズンの最後にふさわしい会となりました。


  もちろん来シーズンも、この昔を食べる会の開催を予定しております。ご来場いただいたお客様同士はもちろん、私たちスタッフとの交流の機会を、今度も積極的に行なっていきたいと考えています。リピーターの方はもちろん、参加されたことのない方もぜひ、ご来場ください。通常のキャンプでは体験できない、いろいろな方との出会いがあります。日程などの詳細は随時お知らせしていきますので、どうぞお楽しみに。

レポート:南乗鞍キャンプ場スタッフ 市原 秀久



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