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私たちスタッフは周辺河川の状況を把握するために、開催日前日からKOA修善寺/ポマトランドさんにお世話になりました。一部、河川工事が行われ、濁りが入っているところもありましたが、その他の河川の状況は良さそうだったので、胸を撫で下ろしました。 |
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今回はコミュニケーションをいっそう深めようという目的もあり、事前にホームページ等で呼びかけていたことから、前泊で参加していただけた方もいらっしゃいました。夕方にはスタッフを含め6名が集まり、イタリア直輸入のワインや、参加者の方がお持ちになられた鹿児島のバーボン風味の焼酎などをたしなみながら、フライ談義に花を咲かせました。 |
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穏やかな朝を迎え、早朝から、おなじみ佐藤盛男先生のフライタイイング教室が行われました。もちろん今日釣行に役立つと予想される虫達を模したフライを巻きます。2時間があっという間に過ぎ、早朝から釣りに出かけられた方も戻られたので、10時から簡単な開会式を行いました。フライマンの旦那さんとフライ初心者の奥さんという構成のファミリーから、毎年ご参加のフライファミリー、ベテランフライマン、お父さんだけフライマンで、お母さんとお子さんはお菓子作りに参加など、さまざまな顔ぶれが揃い、出足から楽しくなりそうな雰囲気でした。周辺地図をみなさんにお配りし、佐藤先生からおすすめの渓流を案内していただいた後、各自渓流へと飛び出しました。 |
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こちらでご用意させていただいたペペロンチーノにポトフ風丸鶏スープのランチを食べにテントサイトに戻られた方々の表情が思わしくありません。入渓地点が分かりづらく、思うように釣りができなかったとのこと。午後は作戦を変え、佐藤先生が指示する地点にそれぞれ入渓し、後半戦に挑みました。悪戦苦闘されている方もいらっしゃいましたが、ちょっとしたアドバイスで、魚が顔を見せ始めました。連日の気温上昇も手伝い、川はグッドコンディションでした。 |
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テントサイトでは、ダッチオーブンを使ったお菓子作りが行われました。まずは、ブラウニーから。計りなど使わずに目分量で作るお菓子作りに、利奈ちゃんと明日香ちゃんは大喜び。生地を寝かせている間に、焼きリンゴも作りました。リンゴの芯をくり抜き、そこにバターとシナモンシュガーを入れ、ホイルに包むという単純なものでしたが、どこかダイナミックで、子ども達もスタッフも楽しみました。下準備も終わり、いよいよ、ダッチオーブンに入れます。うまく焼けることを願って、オーブンの蓋をし、点火しました。1時間経つころには、リンゴもブラウニーも焼き上がりました。ランチ後は、自由解散としましたので、全員がこのケーキを口にできたわけではありませんが、食べた方はその味に絶賛! 利奈ちゃんと明日香ちゃんに感謝です。ホント、おいしかったです! |
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夕方、タープを撤収し、まだ釣りをされている方がいるかと思い車を走らせると、まだまだいらっしゃいました。イブニングライズを狙っていたのです。真っ暗になり、車に戻ってこられた時に様子を伺うと、こぼれんばかりの笑みで、生まれて初めての天然アマゴを手にきたとのことでした。私も、喜ばずにはいられませんでした。自分が釣った時以上の感動でした。北條さんの奥様は、フライを始めて4年目にして自然河川で渓流魚を釣り上げられたからです。こんな喜びを分かち合えるのもフライフィッシングの醍醐味。大きさ、サイズ、釣れても釣れなくても、野花、森や川の薫り漂う中で仲間と釣りを楽しむのはいいですね。ぜひみなさんも、フライフィッシングを始めてみませんか。 |
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□レポート:南乗鞍キャンプ場教室担当 播摩 和之 |
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