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キャンプ場最新情報 2002 掲載日:2002/11/01

津南キャンプ場便りNO.17
「『小さな秋』を見つけてみませんか?」

  津南キャンプ場は木々もさらに色濃くなり、紅葉は今が最盛期です。キャンプ場を色とりどりに包む紅葉ももちろん素晴らしいですが、自然豊かなキャンプ場だからこそ味わえるお楽しみがあります。ドングリやカエデ、ナナカマドなどです。見た目は小さいですが、十分、場内に彩りを添えています。さらに葉や木の実は、簡単な遊び道具としても楽しめるんですよ。今回は場内でご覧いただける、『小さな秋』の数々をご紹介します。




カエデの葉



  秋になると真っ赤に色づく木はたくさんありますが、場内にはウルシ、ナナカマド、もみじやカエデを見ることができます。名の通り、紅葉を代表する「もみじ」ですが、場内で見られるのは「やまもみじ」という種類になります。もみじの種は遊びにも使えます。まず種を持ち、高い所から思い通りの場所に落とします。もみじの種子は鳥の羽が向かい合ったような形で、プロペラのようにくるくると回転するのです。ぜひ一度、試してみてください。



ナラとどんぐり


  クリ、栃のみ、ブナの実、クルミにドングリなど、秋の木の実も様々なものがあります。中でもドングリは遊び道具としても楽しく、子どもたちにも大人気です。場内では主にミズナラのドングリを見ることができます。爪楊枝を刺してコマを作ったり、木の枝を組み合わせてヤジロベエを作ったりといろんなおもちゃができます。昔遊んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。



ナナカマド


  もみじと同じように、真っ赤に紅葉する木の代表です。秋になると真 っ赤な木の実をつけるのも特徴です。実は果実酒にすることもでき、非 常に重宝されています。名前の由来は面白く、七回カマドで燃やしても 燃えきらず残るため、「ナナカマド」とされたそうです。



ニシキギ


  山伏山森林公園内で見ることができます。場内には残念ながら野生の ニシキギは生えていません。木は真っ赤なかわいらしい実で埋め尽くさ れ、目を楽しませてくれます。


  今回ご紹介した以外にも、たくさんの木の実を場内で見つけていただ けます。ご来場いただいた際は、ぜひサイトや場内道路で周りや足元に 目を向けてみてください。きっと「小さな秋」が皆さんを出迎えてくれ ますよ。ここで紹介した以外にも、キャップ場スタッフもまだ見つけて いない『小さな秋』を見つけたら是非スタッフにも教えて下さいね。


  今シーズンの営業も残りわずかになりました。冬の足音がもう近くま で来ています。日に日に冷え込みがきつくなり、最低気温が5度以下に なる日もありますので、ご来場の際は防寒対策をお忘れなく。

レポート:津南キャンプ場スタッフ 高橋 亮



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