最新情報 2003

キャンプ場最新情報 2003

掲載日：2003/03/28

南乗鞍キャンプ場便り NO.1

「キャンプ場にもいよいよ春到来！　雪解け最新情報（１）」

ルアー・フライ専用池から乗鞍岳を眺めます。場内はあたり一面真っ白な雪に包まれています。

　南乗鞍キャンプ場では、2003年度のオープンに向けての準備が始まりました。オープン予定日の4月26日まで約1ヵ月、今シーズンもキャンプ場で気持ち良い時間をお過ごしいただきたいと、スタッフ一同、急ピッチで準備を進めております。そこで、今回からゴールデンウィーク直前まで南乗鞍キャンプ場の雪解けの様子と、キャンプ場風景をお届けしてまいりますので、ぜひご覧ください。

●南乗鞍キャンプ場、現在の様子をご覧ください●

センターハウスのバルコニーから、乗鞍岳方面を撮影。これから屋根の雪も落ちてどんどん消えていきます。

バルコニーの西側を撮影。屋根の雪がどんどん落ち、高く積み上げられています。屋根の氷柱もいっぱいです。

　現在のキャンプ場の積雪は、センターハウス近くで約1.5m～2m。昨年の同じ時期に比べ少々多いのですが、晴れて気温が上がった日や雨の日には1日約10cm、曇りなどの日で少ない日でも平均約5cmずつ消えています。この調子で消えていけば、オープンの頃は半分以上のサイトの雪が消える予測ですが、C・Dエリア奥の木が多い場所や日陰が多い場所では雪が残る可能性もあります。でも春のポカポカ陽気のもとで、雪遊びなどを楽しみながらの雪上キャンプを体験できるのはこの季節だけです。春と冬の両方の季節を一度に味わってみませんか。

サニタリー２付近。屋根までの半分ほどの高さまで雪が積もっています。屋根の上の雪ももうすぐ落ちそうです。

ピザ窯近くから御嶽側を撮影しました。小屋の地面から屋根の高さの半分ほどまでが雪で覆われています。

「御嶽の湯」の南側から撮影。皆様ご存知の露天風呂に雪がたくさん。日がよく当たるので雪解けも早そうです。

　オープン準備の開始は、まずキャンプ場までの除雪作業です。3月25日現在、高原入口からセンターハウスとの距離の中間まで進んでいます。雪が固く締まり、昨年に比べ時間はかかっていますが、オープンの頃までには除雪は完了の予定です。今後も除雪状況を随時お届けしてまいります。

写真では少し分かりにくいですが、高原入口でカモシカの日向ぼっこの様子を見つけました。

キャンプ場への連絡道路途中の「見返り坂」の少し上です。道路の端に雪を掻き出しながら除雪を進めます。

　写真で見ると「雪が多いのでは？」と思われる方もいらっしゃるのではと思いますが、都会で梅の花が咲き始める2月中旬頃、キャンプ場のふもとにある高根村では、田んぼのあぜの小川に"ふきのとう"の姿が見られるほど、暖かい陽気に包まれる日もありました。キャンプ場の春はもう、すぐそこまで来ているのです。

　今シーズンは昨年以上のたくさんの方々との出会いを楽しみに、オープンまでの準備を進めていきます。それまで、まだ雪に包まれるキャンプ場の美しい風景や雪解け状況をお届けしますので、ぜひご覧ください。

※次回の「南乗鞍キャンプ場便りNO.2」は、4月4日（金）にお届けする予定です。


	□レポート：南乗鞍キャンプ場スタッフ市原秀久

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