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MUJIアウトドアクラブ主催
アウトドア教室レポート
教室名:
キャンプ&渓流フライフィッシング2泊3日
実施日:
2001年6月15日(金)〜17日(日)
実施場所:南乗鞍キャンプ場
講師:
佐藤盛男
「…体ひとつで自然のなかに入り、歩いて、釣って、寝て、食べてというように過ごしていると、フライフィッシングはまさに、自然のなかでの総合的な遊び方なのだと思う…」(佐藤盛男・著『やさしい渓流フライフィッシング』より抜粋/地球丸・刊)。釣りの技術論のみが横行している現在、もっともっと大らかに魚を手にしたい。魚が共通分母、分子はそれらを取り巻く自然環境。講師の佐藤盛男さんを中心に、自然を存分に楽しみたいと願う仲間ばかりが、この教室に集まりました。
開催日当日は、あいにくの梅雨空でしたが、私たちの心は晴れていました。なぜなら、すぐ下の渓流では魚達が、虫達の流下してくるのを今か今かと口を開けて待っていることが手に取るように分かっていたから。私たちは、白樺の森でバックパッッキング用のテントを広げ、のんびりとお気に入りのロッドに糸を通して釣りへと出掛けました。これからは日がどっぷりと暮れるまで釣り三昧。夢のような時間の始まりです。
絶対釣れると信じたフライに真剣に糸を結びます。釣果はいかに!
小振りだけど、ころころに太ったイワナちゃん。何を食べていたのかな。
2日目の朝は、カッコウの鳴声で目が覚めました。気持ちの良いミーティングスペース。
お腹が空いたところで、飛騨名物ほう葉寿司をガブッ。みなさん幸せの笑み。
特性スナック片手に、イブニングライズのプールを観察。「播摩君もカメラばかり握っていないで、ロッド握りなよ」「ハッ、ハイ!」。
繰り返すライズを目前に、何度もフライをキャスト。お願いだから咥えてください。
夜8時40分。後ろ髪引かれながら川を後にし、レトルト食品を食べて、談話の一時。
昨日のイブニングでは、水面下を流れているヒゲナガだけを食べていたね。巻いて見ましょう。
梅雨の間ゆえの釣り日和に恵まれた2泊3日。忘れられない感動と経験を与えてくれる魚を手にする旅は、永遠に終わりません。みなさん、今からでもフィッシングキャンプを一緒に始めませんか。
□
レポート:南乗鞍キャンプ場インストラクター 播摩和之
copyright MUJI Campground
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