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2001年「冬〜春のアウトドアイベント」レポート

MUJIアウトドアクラブ主催
「冬〜春のアウトドア教室」 レポート No.3

教室名:津南町でスノーハイキング
開催日:2001年3月10日(土)
実施場所:マウンテンパーク津南スキー場周辺

少し解けはじめた雪の上にたっぷりの雪が降った翌日。新雪の深雪で『スノーハイキング』を楽しんできました。開催日当日は雪が降る、霧の中での集合となりました。しかし着替えをしているうちに先程までの天候がうそかと思うほどすっかり晴れ渡り、寒々とした冬から春の陽気の中でのハイキングとなりました。

今回は3人の参加者の方々とスタッフ3人、2頭の雪上犬(?)のグループでハイキングに出発。除雪のしてある道路から約4m(すごい壁です。一見の価値あり)もの高さがある雪の壁を登ると、そこにはどこまでも続く雪野原が広がっていました。真っ青な空と誰の踏み跡のない真っ白な雪。これからこの雪野原に私たちの踏み跡を付けていくと思うと、とても嬉しくなりました。1番先に雪野原に飛び出して行ったのは、1番元気な2頭の犬達。しかしそこはフカフカの新雪です。体がすっかり雪に埋まってしまい、思うように身動きが出来ない! そのユニークでかわいらしい姿に全員大笑いしました。そして2匹の犬に続いて、私達もフカフカした雪の上に乗ってみました。一歩踏み出すと膝まで沈み、浮かぶような感覚で雪の上を歩き、新雪の感触を楽しみながら出発したのです。





今回は全員スキーでのハイキングでしたが、クロスカントリースキー、テレマークスキー、山スキーの3種類のスキーを見ることができました(細かく分類すると使い方は違いますが、どのスキーも「バックカントリー」と言われる様な今回のフィールドで充分に楽しむ事はできるのです)。今回は全員「斜面を滑りたい!」ということだったので、出発地点から1kmほど離れた程よい斜度の斜面で遊ぶことにしました。

当然バックカントリーのフィールドではリフトがありませんので、スキーシール(スキー板の滑走面に貼り、登りやすくする道具)などを使い登ることに。これもバックカントリースキーならではの楽しみです。斜面を登って行くと、どんどん景色が変わり、息がはずむほどに気分も高揚し、斜面を下る期待感も高まってきました。そして頂上に着き、休みながら景色を満喫し、一気にダウンヒル! それぞれ好みの斜度を選び、それぞれのペースで楽しみ、それぞれのシュプールが描かれていきました。





お昼ご飯を食べるのも忘れて遊んだ後、空も少しずつ曇り始め、思い出したようにお腹もすいてきたので、出発地点に戻り遅いお昼を食べることにしました。戻る道のりは、さすがに元気な2匹の犬達も斜面を登りダウンヒルを一緒に楽しんだせいか、遊び疲れていたようでした。

お昼のキムチ鍋が出来上がる頃には雪も降り始め、寒さがいっそうキムチ鍋をおいしくしてくれました。今回は活動的になりましたが、次回はのんびりと、丘の上でコーヒーが飲めるといいなーと思います。のんびりしてみたいなーと思う方も次回は是非ご参加ください。


レポート/津南キャンプ場インストラクター 鈴木英行





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