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アウトドア教室レポート2002


MUJIアウトドアクラブ主催
アウトドア教室レポート No.5

教室名: 「ダッチオーブンでローストチキン、パンプディング&ケーキ」教室
開催日: 2002年5月3日(金)
実施場所: 南乗鞍キャンプ場
講師: 山崎徳子氏

 例年、津南キャンプ場で好評だったダッチオーブンを使った教室が、ようやく南乗鞍キャンプ場にも登場しました。今回開催したのは、ローストチキンとパンプディング&ケーキの教室。その2つのダッチオーブン教室をあわせて皆さんにレポートいたします。

 アウトドアフィールドで大活躍のダッチオーブン。上下左右から加熱もできて「煮る、焼く、蒸す、その他いろいろ何でも来い!」とたくましい万能鍋です。つまり、これを使えば、メインディッシュとなるローストチキンはもとより、デザートのお菓子までもが簡単に作れてしまうのです。
 とはいっても、実際に調理を始めるまでは、「これで料理ができるのかな?」と、参加された皆さん、少々不安に思う方もいらっしゃったようです。しかし、講師の山崎徳子さんの説明を聞き、作業を進めるにつれて、おいしいローストチキンやケーキを作ろうと夢中になってらっしゃいました。
 最初はダッチオーブンを温めることから始めます。今回熱源に使用したのは豆炭(昔は暖房の熱源としても使われていたものです)。普段料理に使っているガスではないので、火加減の調整が難しいかも…と思いがちですが、豆炭は数量で簡単に火力が調整できるので、意外と簡単にできるのですよ。

 

焼き上がりが待ち遠しくて蓋を…、というわけではありません。蓋を開けて、ケーキに中まで火が通ったかを確かめているのです。
 
 オーブンが温まったら、チキンと仕込んでおいた野菜、ケーキをダッチオーブンに入れ、蓋をして加熱します。ダッチオーブンに蓋をすると、中が見えなくなってしまうので、ダッチオーブンに慣れていないと不安かもしれません。参加された方の中にも、焦げてしまうのではと心配していた方もいらっしゃいましたが、そんな時は蓋を開けて中をのぞき、確認すればよいのです。後は放っておくだけで、ダッチオーブンが調理してくれます。慣れてくると蓋をほとんど開けなくても、中身の状態が分かるようになるんですよ。
 食材に十分に火が通ったら、できあがりです。オーブンの蓋を開けると同時に、おいしそうな匂いが辺りを漂い始めました。皆さん、食材を焦がすことなくうまく調理できたようです。早速、皆さんと一緒に試食開始。やはり、抜群のおいしさ。皆さんからも「おいしい!」と、いたるところで歓声があがっていました。
レポート:南乗鞍キャンプ場・教室担当 播摩 和之


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