無印良品キャンプ場 キッズサマーキャンプ2011レポート

キッズキャンプ開催にあたって
 
 
 
 
キャンプディレクターより どう楽しむか、何を感じ取るか、それは子どもたち自身に委ねるしかないのです。
無印良品キッズサマーキャンプは、長野県北部地震の影響の為、今シーズン津南キャンプ場からカンパーニャ嬬恋キャンプ場へと会場を移して1度だけの開催となりました。開催場所が違っても我々のやることは変わりません。子どもたちが全力で遊べる環境を用意し、サポートしてあげることだけです。津南キャンプ場の自然とは違うカンパーニャ嬬恋キャンプ場の自然の中、全力で遊んだ子どもたちは、何を感じ取ったのでしょうか。
映像や文章から得る知識ではなく子どもたち自らが体験した、夜の暗さや、嬬恋の自然に生きる動植物、皆で作ったご飯のおいしさなど、様々なプログラムを通して子どもたちは五感で多くのことを感じ取ったことと思います。
それらの実体験は、嬬恋の豊かな自然の中だったからこそ体験できたことでしょう。
また、キャンプ場には必要最低限の設備しかなく、子どもたち自身で動かなければ、ご飯を食べることも、寝る場所すらないのです。そんな環境での3日間、同じ困難を乗り越えることで子どもたちの関係は仲間と呼べるものへと変化していきました。ここでできた仲間をこれからも大切にしてください。
楽しかったこと、辛かったこと全て含め一人一人の心に思い出となっていつまでも残ってくれることを願っています。
また、いつでもカンパーニャ嬬恋キャンプ場に遊びにきてください。皆さんに会える日をスタッフ一同楽しみに待っています。
ここでの思い出、仲間、全力で取り組んだ心を大切に。
ありがとうございました。

無印良品津南キャンプ場 丸山譲
運営形態について キャンプ生活、アクティビティでのグループ編成、各グループには「グループリーダー」を配置。
初めて出会う集団の中で子供たちは不安や戸惑いがあるでしょう。参加者全てに目が届くよう、1グループ(5名〜8名)に子供の引率経験をもつグループリーダーを1名配置。常に子供たちひとりひとりの体力、健康状態などを把握しながらプログラムを進行します。
 
 
 
 
安全体制づくりについて 24時間体制で子供たちの生活面、安全面をケア、アウトドア経験豊富なスタッフが対応します。
野外活動では常に予知できない危険もあります。豊富なキャンプ経験を有するキャンプディレクターが常にキャンプ生活全体の安全を確保し、グループリーダーとともに子供たちのケアを行います。緊急時は、全スタッフが責任を持って対応します。
プログラム体制について 専門性の高い技術を持つプログラム講師がより体験を深められる内容で指導します。
トレッキングやカヌーなど、より専門性の高いプログラムには1グループ(12名〜15名)につき1名の講師を配置。キャンプディレクター、リーダーとともに安全面の確保はもちろん、子供たちが自然を理解し、より体験を深められる内容で指導を行います。
 
 
 
 
キッズキャンプの受講終了時には 修了の証としてマグライトほか、長く愛用できるアウトドアツールを進呈。
キッズキャンプ修了時には、修了証、マグライト、キッズキャンプオリジナルバンダナを進呈。キャンプ用品には大切に扱えば10年、20年と愛用できるものもあります。このキャンプで得た経験とともに、大切にしていただければと願います。