備えよ常に
- 2007年07月19日
先ず、7月16日に発生した新潟中越沖地震の被災者の皆様に
謹んでお見舞い申し上げます。
地震発生の前夜、南乗鞍キャンプ場では廃油を使った「リサイクル
キャンドル作り」教室や「空き缶を使ったバーナー作り」の教室が
行われていました。
台風直撃の天気予報により、キャンドル作りも
アルコールバーナー作りの参加者も数えるほどでしたが、
中でもバーナー作りを受講してくださった女性の参加理由は、
「キャンプに使えたら便利」だからではなく、「災害時に備えて」
ということでした。
アルミ缶を材料として作ることのできるアルコールバーナーは、
軽量なことや安易に手に入るアルコール燃料を使用すること
から、海外のバックパッカーには絶大な支持を得ています。
一方、作り方さえ覚えてしまえば、災害時にすぐさま利用
できることからもっとも注目すべき燃焼器具として脚光を
浴びています。
私は、まだその技術を有していませんが、予期せぬ事態に備えて
習得する予定です。今回の地震は、学生時代ローバースカウトに
所属していた私にこんな言葉を思い出させました。
Be prepared。(備えよ常に)
被災者の皆様が、一日も早く平生通りの生活をおくれるようになる
ことをお祈りいたします。