津南ポーク VS 飛騨ブタ vol.1
- 2007年09月04日
こんばんは。
南乗鞍キャンプ場インストラクターの播摩です。
本日の南乗鞍の最高気温は、25.4℃。
真夏のようでした。
しかし二十四節気では、もうじき白露 。
本当は、花が教えてくれているとおり、都市部
でも秋の気配を感じてもいいはずなんですけど。
まだまだのようですね。
これも温暖化の影響でしょうか。
さて、秋といえば「食欲」。
秋でなくても食欲がありすぎて困っている
私ですが、秋という季節はその食欲をさらに
沸き立たせる力があるような気がします。
今回はなんと、越冬用のBaconを作ることを言訳に
6kgもの豚肉を入手してしまったのです!!
「手間暇かけてやるなら、前から気になって
いた豚でベーコンを作って食べ比べをしたい」
スイッチが入った私は、いつもの天狗さんに
飛騨ブタを手に入れるためだけに車を走らせ
ました。
玄関を開けようとすると、強烈に脳を刺激する
ポップが・・・。
いけない、いけない。
「今日はベーコン用のお肉を買いに来たんだ」
と言い聞かせ、目を瞑っていざ注文!
ご主人の山口さんが、注文どおりのフレッシュ
飛騨ブタを3kgほどご用意くださいました。
今朝は、電話で注文しておいた津南ポーク
(活性炭やヨモギ、海藻等を食べて育った豚)が
予定のとおり到着しました。
※津南キャンプ場のある新潟県津南町で購入できます。
メンチカツもおいしい!!詳しくは、津南キャンプ場のスタッフに!
材料が揃ったところで、どこのご家庭にもある調味料だけで
燻製作りにとりかかりました。
塩と砂糖とコショウに生姜。それから静岡の友人
が送ってくれた焼酎。これだけです。
これらを混ぜ合わせ、飛騨と津南の豚バラに
丹念に擦り込んでいきます。
あとは1日1回、天地を返して、1週間ほど冷蔵庫で
熟成させ、塩抜きなど工程を経て最終に煙をかければ
おいしいベーコンになるのです。(なるはずです!)
「ベーコンと呼べるまでの道のりは遠い。
どちらもおいしいに決まっている。
それでも自分なりに答えを出したい。」
等など、プロの調理人になった気分に酔い
浸って、厨房を後にしフロントへ向かうと、私以上に
自己陶酔している山岩が・・・。
「カーフィープレス※、カーフィープレス」
※コーヒープレスのこと
と呪文のように唱え、入荷したばかりの商品を
手にとり、想像中か妄想中か空想中か、幸せそうな
顔つきで、ウンチクを語り始めたのです。
その後、だれもいないセンターハウスで
レジの操作音だけがこだましていました。
●彼のコーヒー熱に関しては、7月23日の記事を
ご覧くださいね。