キャンプ場まで行ってきました
- 2008年03月19日
こんにちは。南乗鞍キャンプ場の田中です。
3月に入ってからは、寒さの厳しい飛騨でも春の雰囲気がそこかしこで感じられるようになってきました。
春になると浮き足立ってくるのは人間も一緒。
そこで陽気に誘われるまま、調査という名のもとキャンプ場入口ゲート付近を少し散策してみようと出かけてみました。
今月初めにはゲート付近でも1m以上の積雪があったんですが、このところの陽気と暖かい雨で急激に雪が融けました。
日のあたる場所はもう既にアスファルトが見えてきています。
急激過ぎる融け方です。
雪がだいぶ締まっているのと、雪上車が通った跡があったので、スノーシュー履くよりもツボ足で歩くほうが楽そうです。
雪融けの季節は雪崩とともに落石も多くなります。凍っていた浮石が緩んで落ちてくるんです。
今日もあちこちで「カラカラッ!」と音がしてました。
今日は天気がよくて、木々の間からは御嶽山も綺麗に見えてきました。
山の姿が見えると、本能的にもうすこし綺麗に見えるところまで登ってみようと、体が勝手に動いてしまうので、黙々と歩きつづけます。
いやぁ静かです。雪融けの水の染み出す音と、時々聞こえる落石の音しかしません。
1時間ばかり歩いたでしょうか。
そろそろ戻ろうかなぁと思っていると、突然後ろから「バリバリバリ!」と轟音が・・・
振り返ると、子ノ原一帯を管理してくださっている池本さんがスノーモービルで登場。
そして、「用事があって上まで行くからキャンプ場まで乗ってくか?」と素敵なお誘い。
今日はキャンプ場までは上がる予定じゃなかったけど、これはチャンス。
お言葉に甘えて乗せてってもらうことにしました。
スノーモービルなる乗り物に初めて乗せてもらったわけですが、なかなか楽しいですねぇ〜
乗ってみると、視点が低いのでかなりのスピード感があります。
しかも池本さんはグイグイ飛ばすので、振り落とされないよう踏ん張ってるのが大変でした。
ひょっとしたらこれは乗馬マシンより股関節に効くかも。。。
というわけで、あっという間にキャンプ場まで到着〜
キャンプ場まで来ると視界が一気に開けて乗鞍岳も御嶽山も雄大な姿を表します。このところの寒暖の差でアイスバーンが多くなってきてるのか、山肌の雪面がキラキラ輝いて鏡面のように見えます。
さてさて、山ばっかり見てないで少しは施設の状態も見なくては・・・
暖かくなったとはいえ、ここは標高1600m。
フライ・ルアー専用池はまだまだ凍っています。
えさ釣り池の方はというと、一部水面が見えてきています。
センターハウスとレンタル棟も、日の当たる正面から見ると順調に雪融けが進んでいるように見えますが、、、
一歩裏手へ回るとまだまだ屋根まで埋もれていたりします。
露天風呂です。
これはAサイトのサニタリー。
先日の雨で一気に屋根の雪が落ちてます。
去年に比べれば雪が多かったんですが、ざっと見たところでは
大きく壊れているような場所はなさそうです。
さすがに標高の高いキャンプ場では、春と呼ぶにはまだちょっと早いのかもしれません。
車でキャンプ場に上がれるようになるのは5月になってから。
また機会があればキャンプ場の様子をご紹介したいと思います。
というわけで、ライブカメラだけでは伝えきれない現在のキャンプ場報告でした。
ひぇぇぇ! い、池本さん。く、下りではそんなに飛ばさんといてくださいぃぃぃ
(写真撮る余裕ナシ)