熊出没情報 8月20日現在
- 2009年08月20日
先日からお伝えしている、南乗鞍キャンプ場内における熊の出没状況について、
8月20日現在の状況をお知らせします。
17日に発見され、18日から20日までの3日間、
地元猟友会の方々に見回り確認していただいたところ、
現在の状況は、気配や形跡ともに無く離れてしまったようであるとのことでした。
ただし、野生の動物であることから引き続き警戒が必要です。
南乗鞍キャンプ場としましては、安全の為、警戒態勢を継続し、
夜間の見回り(22時頃と早朝5時頃)、熊を寄せない為の爆竹、(朝・昼・晩)
危険エリアへの入場規制を引き続き行ないます。
なお現在使用禁止にさせていただいている
MTBコース(原生林コース・木馬道コース・けものみちコース)
遊歩道(森林浴コース)及びせせらぎ広場へのご入場は
明日21日にもう一度現地スタッフの方で再確認させていただき、
22日土曜日頃から開放を予定しております。
ご来場のお客様には、引き続き利用可能な、遊歩道やMTBコース、
場内探索の際にも、安全の為、十分ご注意ください。
お子様のひとり歩きはもちろん、
大人の方におかれましても単独での行動は、お控えください。
(熊鈴の使用や、大きな声を出すなどこちらの存在を気づかせる事が重要です。)
ご来場時に目撃された方は現地スタッフまでご連絡いただけますようお願いします。
また、キャンプ場ご滞在中の食材や生ゴミなどを外(特に夜間)に放置しますと、
熊など野生動物の誘導要因にもなりますので、
アイスボックスやテント内、車内など密閉できる場所での保管をお願いします。
ご面倒おかけしますが、ご理解ご協力の方をお願いします。
キャンプ場へお出掛けの際は下記のことをご参考に十分にご注意ください。
●熊の生態・対策
多くの場合、先に熊が人間に気がつけば、自分からその場を離れていきます。
熊が人間に危害を加えた例では、自己防衛が第一の理由と考えられています。
山の中に入るようなときは、鈴やラジオなど音の出るものを身に付けて、
常に熊に対して自分の存在を知らせることが大切です。
また、熊の活動が活発になる朝・夕は、山中での行動は極力避けましょう。
もし、出会い頭にばったり熊と出会ってしまい、熊が立ち止まっていたら、
急激な動作や慌てて後ろを向いて逃げたりせずに、
熊に向き合ったままゆっくりと後退していくのが有効なようです。
また、子熊の近くには必ず母熊がいます。
子熊を見つけたとしても、決して近づいたり、捕まえようとせずその場から離れましょう。
無印良品キャンプ場