再び御嶽山へ
- 2010年04月05日
みなさんこんにちは。田中です。
春が遅れてやってくるキャンプ場のブログでも、ちらほらと春の話題が多くなってきましたね。
う〜ん、でもちょっと待ってくれ!もうちょっと冬の遊びを楽しみたい!
というわけで、巷では桜も見ごろを過ぎたところも多い中、残り少ない「冬の名残」を求めて標高3,067mの御嶽山へバックカントリースノーボードをしに行ってきました。
先日、御嶽山に登った時はチャオ御岳から登りましたが、
(その時の様子はコチラ)
今日は御嶽ロープウェイから登ります。
スキー場に到着してみると、何とゲレンデの下部はもうこの状態。
地面見えてますが・・・
やっぱりもう春なのか?
でも、奥に見える御嶽山はまだまだ真っ白。
あそこまで行けばまだ冬に出会えそうです。
今日は南乗鞍キャンプ場の元アルバイト、ウシオくんと一緒です。
ゴンドラ山頂駅からは樹林帯を歩いてアプローチ。
森林限界が近づくと、御嶽の雄大な姿が見えてきます。
抜けるような空の青と真っ白な斜面の中、ハイクアップを続けます。
今日は好天の日曜日ということもあって、テレマーカーからATスキーヤー、ボーダー、登山者まで結構な数のパーティーが入山しています。ガイドツアーも2〜3パーティーいたでしょうか。
雪面に見える黒い点は木や岩ではなく、みんな人です。
さて、この広大な斜面のどこを滑ろうかなぁ、などと考えながら登っていきます。
(※クリックすると拡大します)
9合目の石室山荘を越えるあたりではまだ青空だったんですが・・・
(ほとんどの人はこの辺からドロップインしていたようです。)
覚明堂までくると、急にガスが濃くなります。
耐風姿勢をとって突風に耐えるウシオくん。
頂上直下、二ノ池まで来てもガスは濃くなる一方。
何も見えませーん。
お〜い、あんまり離れるなよ〜。
頂上へ行っても展望は望めそうにないので、二ノ池からちょっと下って覚明堂付近からドロップインすることに。
改めて写真で見ると、なかなかの傾斜です。
傾斜があって、バーンもカリカリなので、一度コケたら止まらなそう・・・
ということで、すぐに滑落停止に入れるよう、ピッケル持ったまま滑走することにします。
そして、ホワイトアウトの中、ドロップイン!!
イェ〜イ!
自然にできたハーフパイプに飛び込んでいくウシオくん。
遊びすぎて、半分ほど滑ったところですでにヘバり気味のウシオくん。
広大な斜面を右に左にいっぱいに使って、滑り降ります。
そろそろラスト、樹林帯へ突入。
樹林帯を抜けたら仕上げにゲレンデ滑走。
楽しかった1日を思い返しながらゆったりと滑り降ります。
滑り終わってから山を振り返ると、御嶽が夕日とガスの中に見えます。
標高の高いところはまだまだ冬の世界です。
場所を選べばまだまだ冬の世界はある!
冬の名残を求めて・・・もうちょっと楽しめそうです。
それにしても楽しい一日だったなぁ。