クマ出没 7月15日現在
- 2011年07月15日
6月26日(日)17時頃、
南乗鞍キャンプ場の場内にてスタッフがクマを目撃いたしました。
(Dサイト最上部、D30付近、森林浴コース上部の入口あたり)
7月15日(金)現在の対応に関して
地元猟友会による数日間の場内および周辺の巡視・点検の結果、
場内の居つきのクマではなく、たまたま場内に現れた迷いクマであろうとの判断でした。
現在場内では、スタッフによる巡回、
草刈・枝打ちといった場内整備を行っておりますが、
6月26日の目撃以降、7月14日(木)現在までの期間、
クマの姿・痕跡は、確認されておりません。
引き続き安全にご利用いただくため、クマへの対策は行って参りますが、
14日までクマの姿・痕跡等が見当たらなかったので、
本日15日より全サイトを開放し、通常営業に戻します。
(ただし、一部見通しが悪く、人の気配が少ないMTB原生林コース・遊歩道の一部
区間に関しては念の為規制を継続します。)
無印良品南乗鞍キャンプ場の対策
1.夜間・早朝の見回り
2.クマを寄せない為のバクチク(朝・晩)
3.クマ鈴の無料貸出
4.場内遊歩道等の草刈の強化を行い出来るだけ見通しを良くする。
5.クマを寄せ付けない為のにおい(ウルフピー)の設置
規制エリア開放により施設がご利用いただけますが、油断せずに
お客様におかれましても安全の為次のことに十分ご注意ください。
・場内での単独行動
・クマ鈴などの装着
・食材や生ゴミなどを絶対に外に放置しないこと
ご来場の方にはご不便おかけしますが、ご注意ご協力をお願いします。
キャンプ場へお出掛けの際は下記のことをご参考に
十分にご注意ください。
●クマの生態・対策
多くの場合、先にクマが人間に気がつけば、自分からその場を離れ
ていきます。クマが人間に危害を加えた例では、自己防衛が第一の
理由と考えられています。
山の中に入るようなときは、鈴やラジオなど音の出るものを身に付
けて、常にクマに対して自分の存在を知らせることが大切です。
また、クマの活動が活発になる朝・夕は、山中での行動は極力避け
ましょう。
もし、出会い頭にばったりクマと出会ってしまい、クマが立ち止まってい
たら、急激な動作や慌てて後ろを向いて逃げたりせずに、クマに向き
合ったままゆっくりと後退していくのが有効なようです。
また、子グマの近くには必ず母グマがいます。子グマを見つけたとしても、
決して近づいたり、捕まえようとせずその場から離れましょう。