飛騨高山 観光案内 No.1 「陣屋」
- 2013年01月25日
南乗鞍キャンプ場・魅力再発見プロジェクト
キャンプ場周辺のオススメ観光スポットをご紹介します!!
南乗鞍キャンプ場といえば飛騨高山。
キャンプ場観光案内、第一弾として飛騨高山より、
キャンプ場スタッフ雨宮一押しの「陣屋」をご紹介いたします。
説明しようッ「陣屋」とは・・・!!
時を超越し飛騨の歴史を物語る・・・
"全国に唯一現存する徳川幕府郡代所"
つまり江戸時代に飛騨国の行政・財政・警察の役割を担っていた、
役所兼官舎のことなのであるッ!!
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飛騨は元禄5年(1692)徳川綱吉の時代、江戸幕府直轄の領地「天領」となりました、
そして江戸幕府は飛騨国を管理するために代官所・郡代役所設置したのであります。
天領となった理由は豊富な木材や金銀、
また隣接する加賀百万石で有名な加賀藩を警戒してともいわれているそうです。
明治維新後も取り壊されること無く地方庁舎として使われ、
これまで三度にわたり修復作業が行われました。その費用実に約20億円ッッ!!!
しかしそのおかげでこうして江戸時代の建物である高山陣屋の姿がほぼよみがえったのであります。
陣屋は居住スペース、玄関、トイレなど全てが身分で分かれています、
なんとトイレは11箇所もあるのです!!
中に入ると、
さざ波のように江戸幕府が途絶えないようにとの意味合いがあるそうです。
御白洲は民事、刑事でわかれていて、
上の写真は民事事件担当の御白洲、
また役所なので襖は無地なのです。
かわいいウサギの釘隠し。
「真向兎」
民の意見を広く聴くという意味合いがあるとの説も。
そして明治維新までの177年間の歴史には胸の熱くなるものがあります。
税率60%という重すぎる税金と、自らの命を犠牲にして戦った10代の若者達、
またその獄中から幼馴染の妻に宛てた手紙など...
僕は是非次の大河の題材にしてほしいです。
プロのガイドの方による案内も無料で行っていますので、
詳しくはそちらでどうぞ。
陣屋の歴史は勿論、板葺き屋根など昔の建築についても学べます。
さらに陣屋前には人力車乗り場や、
高山定番のみだらしだんご屋さんもあります。
毎朝6時~正午(11~3月は7時から)
地元の野菜や果物、手作りの漬物などが並ぶ「陣屋前朝市」も必見です。
実は高山は観光利用の人力車発祥地でもあるそうです。
飛騨の古い町並みを飛騨弁の説明を聴きながら観光されてみてはいかがですか?
などなど見所満載な陣屋!!
キャンプ場にお越しの際は是非お立ち寄りをオススメします。
南乗鞍キャンプ場 雨宮