アニマルトレッキング
- 2013年01月21日
皆さんこんにちは
ドーナツとマヨネーズをこよなく愛する男
雨宮でございます。
本日は快晴、地面は雪に覆われ白一色!!
乗鞍岳も良く見えます!
ということで・・・
僕はスノーシューを装着し散策に出かけてみました。
スノーシューとは雪の上を歩く為の道具です。
普通の靴では身動きが取れないような、
膝より高く積もった雪の上でも
スノーシューならばズンズン歩けます。
そうして歩いているとあるものを発見!
あるものとは
勿論僕の大好物である動物の足跡!
そう、雪の上には普段発見しづらい足跡がくっきりと残っているのです、素晴らしい!!
そして勿論見つけたからには動物専門の探偵である僕は追跡を開始するのでした。
キツネかな?
そして進行方向は南ですね
足跡を追っていくと・・・
この黄色い染みは・・オシッコです。
匂いを嗅いでみると当然ながら刺激的な臭さ!
「やはりキツネかも、まだ近くにいるかも知れない!!」
そう思いさらに進みます。
今度は糞です。
この形状、内容からキツネだと僕は確信しました。
そしてそのそばには・・
なにか見覚えのある質感のものが・・・
骨です、しかもまだ新しい!!キツネが食べたのでしょう。
ということは、この近くに新鮮な動物の遺体があるかもしれないということ!!!
僕は高鳴る胸を押さえ歩を進めました!!ドキドキ
こッ・・これはーーーッ!!!
写真分かりづらいでしょうか?
食べられた後のカモシカの遺体です。
死因は一体なんなのか・・・
これだけ食べられてると外傷とかはわかりませんね・・・
遺体は急な斜面の下ですが、カモシカがコンクリートでもない普通の斜面から滑落するのか?
まだまだ勉強不足です。
それでも出会えたことに感動。
不幸にも命を落としてしまったカモシカ。
しかしそれを食べることで、
キツネはこの厳しすぎる自然の中、
今日もどこかで力強く生きているのでしょう。
そう思い、僕は最近聞いたある言葉が頭に浮かびました。
「食前に言う"いただきます"とは"命をいただきます"ということ」
生きるとは命をいただくことなのだと、
僕はダイレクトに感じました。
多くの人が忘れてしまいがちかもしれませんが、
スーパーに並んでいるお肉も少し前まで生きていた命ですよね。
だから僕はご飯を食べる前には
「いただきます」と忘れずに口にしようと思います。
それではまたお会いしましょう。
南乗鞍キャンプ場 雨宮